第13話.好敵手、現わる
東京では最後の4年間、中野に住んでいました。
その間、ゴキブリと出会う事は驚くほど稀で、物足りなさすら感じていました。
一方、志々島は昆虫天国。
屋外はもちろん、古い造りの家では虫が侵入するのも容易です。
ウチの台所は土間なので、蟻やダンゴムシを見つけては踏み潰しています(笑)
ダンゴムシには何の脅威も感じませんが、食器や調理器具に触れる可能性が有る以上、やむを得ません。
「人間以外の生物は生きて帰さない」が、僕のポリシーです。
野良猫が勝手に入って来ようものなら…三味線にしてやります!(ウソ)
さて、ここからが本題。
勝手知ったるゴキブリとは違い、志々島には厄介なヤツが居ます。
湿気の多い時期になると現れる。
そう、大ムカデです!
グロテスクな見た目にその大きさ。
何より、噛まれたら激痛に襲われるとの事。
全ての島民が恐れる存在で、「昨日の夜、ムカデが出ちゃってさ~」という、寝てない自慢ならぬムカデ自慢?が繰り広げられる事もしばしばです(笑)
寝る時は蚊帳の中に入るので安全ですが、居間で過ごしている時は注意が必要です。
音も無く忍び寄って来るので、僕は10~20分毎に、天井から壁から周囲を見回す様にしています(苦笑)
とは言え、居間はかなり頑張って侵入経路を塞いだので、滅多に出ないと思います。
問題は、リフォーム時にも大きく手を加えていない台所の方ですね。
先日は、ムカデを倒した直後にゴキブリが登場したりで、多勢に無勢とはこの事です(~_~;)
対する僕の武器は、専用の殺虫スプレーと新聞紙。
スプレーで充分に弱らせておき、上から新聞を覆い被せて踏み潰す…というのが常套手段です。
秋も深まる時期までは闘いが続くと予想されるので、用心して過ごしたいと思います( ´~`)