せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第22話.タンカーのお仕事~余談~

シリーズ最後は、タンカーにまつわる「よもやま話」で締め括りたいと思います。

・揺れ
タンカーの様な大型船はあまり揺れないと聞かされていましたが…そんな事はありませんでした(笑)

波の無い瀬戸内海でも、色々な機械が作動しているせいか、小刻みにブルブル船が揺れます。

流石に太平洋に出てからは波もあって、馴れるまでは目が回る感覚を覚えたりもしました。
幸い、船酔いに苦しむ事は有りませんでした( ̄▽ ̄)

沖で停泊していた時が、一番大きな波を受けたと思います。
前後左右にゆったりと揺れて、明らかに傾いているのが分かる程。

壁にもたれて踏ん張りながらシャワーを浴びたのは、生まれて初めてです(^^;)


・ゴミ捨て
今回の仕事で一番身の危険を感じたのは、ゴミ捨てでした。

海の上は風が強く、おまけにタンカーはビル並みの高さです。

強風が吹き荒れる中、段ボール等を片手に抱えたまま、急な階段を登ってゴミ捨て場に行かなければならなかったので、寿命が縮まる想いでした(*_*)


タグボート
タンカーはデカ過ぎる為、自力でピタッと港に着岸する事は出来ません。

そこで、写真のタグボートという船を数隻使ってタンカーを押し、港に着けるそうです。
f:id:goumonkobura:20180713170620j:plain

このタグボートはチャーターで、1分間1万円だとか。

実際、着岸までは1~1.5時間は掛かっていたので、その金額は…計算してみて下さい(笑)

普通の感覚からするとトンデモなくお高いですが、1隻で数億円する物も有り、購入・維持・管理費を考えたらチャーターする方が経済的な様です。


・延長戦
追加のテストが発生した為、結果的に帰宅が1日遅れました(涙)

まあ、よくある事みたいですけどね~( ´~`)