さて、地道に風呂釜のサビ取りをした結果、何とか自分の納得行くレベルにする事が出来ました。
こちらがbefore・after。
写真だとキレイに映り過ぎてますが、実際は赤茶っぽい所も残っています(^^;)
これにてようやく準備完了。
入湯すべく、いよいよ風呂を沸かしに掛かります。
今度は風呂釜の半分程度しか水を入れないので、だいぶ短い時間で済むはずです!
…がしかし、それでもやっぱり冬の水温。
簡単にお湯にならないのは一緒です( ´~`)
また、折しも持病の腰痛が悪化していました。
だからこそ湯に浸かって温まろうと思った訳ですが…下の写真が風呂場の外観です。
焼却炉の扉が有るのが、何となく分かるでしょうか?
低い位置に付いているので、燃やす物を放り込んだり火を扇いだりするのに、しゃがんで体を折り曲げなければなりません。
日が暮れて寒くなるわ、無理な体勢で腰も痛くなるわで、限界を感じました(*_*)
そこで、まだまだお湯がぬるいのは承知の上で、風呂に入ってみる事にしました!
…うん、ぬるい(-_-)
時々手を入れて温度を確かめながら風呂を沸かしていたので、分かり切った事です。
せいぜい38度くらいでしょう。
「釜に直接体が触れたら火傷するんじゃないか!?」という不安が、これまで五右衛門風呂を敬遠していた理由の一つでした。
今は逆に、冷水を火傷する程の熱湯に出来る精神力が僕に有るならば、やりたい位です(苦笑)
長時間浸かっていたら水風呂になってしまうので、早々に切り上げてシャワーで体を温め直しました(^^;)
そんなこんなで、初の五右衛門風呂体験は幕を下ろしました。
感想を一言で述べますと…『時間が惜しい』です。
そもそも東京に住んでいた時ですら、湯船に浸かるのは年に何回か。
蛇口を捻れば直ぐにお湯が出る環境でもそんなでしたから、五右衛門風呂となれば尚更です。
食事の支度も控えている時間帯に、正直そこまで時間を割けません。
風呂を沸かす労力を考えても、割に合わないな~と(苦笑)
これを日々の暮らしで、当たり前の様にやっている人達は凄いと思います。
五右衛門風呂に入って芯から温まりました。
めでたし、めでたし♪
…というハッピーエンドを期待された方には申し訳ありませんが、これがリアルガチ。
住む場所が変わっても、考え方まではそう簡単に変われないものです。
心と時間に余裕が無いと、ノンビリお風呂には入れないですね( ´~`)
雨が降って退屈で退屈で仕方無い時でも有れば、またトライするかもしれません。
それまで五右衛門風呂は封印します(笑)