せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第45話.いざ入湯!~後編~

さて、地道に風呂釜のサビ取りをした結果、何とか自分の納得行くレベルにする事が出来ました。

こちらがbefore・after。
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写真だとキレイに映り過ぎてますが、実際は赤茶っぽい所も残っています(^^;)

これにてようやく準備完了。
入湯すべく、いよいよ風呂を沸かしに掛かります。

今度は風呂釜の半分程度しか水を入れないので、だいぶ短い時間で済むはずです!

…がしかし、それでもやっぱり冬の水温。
簡単にお湯にならないのは一緒です( ´~`)

また、折しも持病の腰痛が悪化していました。
だからこそ湯に浸かって温まろうと思った訳ですが…下の写真が風呂場の外観です。
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焼却炉の扉が有るのが、何となく分かるでしょうか?
低い位置に付いているので、燃やす物を放り込んだり火を扇いだりするのに、しゃがんで体を折り曲げなければなりません。

日が暮れて寒くなるわ、無理な体勢で腰も痛くなるわで、限界を感じました(*_*)

そこで、まだまだお湯がぬるいのは承知の上で、風呂に入ってみる事にしました!

…うん、ぬるい(-_-)

時々手を入れて温度を確かめながら風呂を沸かしていたので、分かり切った事です。
せいぜい38度くらいでしょう。

「釜に直接体が触れたら火傷するんじゃないか!?」という不安が、これまで五右衛門風呂を敬遠していた理由の一つでした。

今は逆に、冷水を火傷する程の熱湯に出来る精神力が僕に有るならば、やりたい位です(苦笑)

長時間浸かっていたら水風呂になってしまうので、早々に切り上げてシャワーで体を温め直しました(^^;)

そんなこんなで、初の五右衛門風呂体験は幕を下ろしました。

感想を一言で述べますと…『時間が惜しい』です。

そもそも東京に住んでいた時ですら、湯船に浸かるのは年に何回か。

蛇口を捻れば直ぐにお湯が出る環境でもそんなでしたから、五右衛門風呂となれば尚更です。

食事の支度も控えている時間帯に、正直そこまで時間を割けません。

風呂を沸かす労力を考えても、割に合わないな~と(苦笑)

これを日々の暮らしで、当たり前の様にやっている人達は凄いと思います。

五右衛門風呂に入って芯から温まりました。
めでたし、めでたし♪

…というハッピーエンドを期待された方には申し訳ありませんが、これがリアルガチ。

住む場所が変わっても、考え方まではそう簡単に変われないものです。

心と時間に余裕が無いと、ノンビリお風呂には入れないですね( ´~`)

雨が降って退屈で退屈で仕方無い時でも有れば、またトライするかもしれません。

それまで五右衛門風呂は封印します(笑)