せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第56話.月明かり

志々島の夜は真っ暗です。

港周辺こそ、夜間航行する船の為のライトでそこそこ明るいですが、それ以外の場所では街灯もまばら。

だから夜は、家で大人しくする他ありません(^^;)

でもそのお陰で、星は良~く見えます。
志々島の星空を見に、皆さん泊まりに来て下さい!(笑)

それはさておき、暗いのは家の外だけでなく家の敷地内も、です。

僕は島一番の豪商だった方のお屋敷の「離れ」に住んでいますが、トイレやシャワー室は「母屋」の方に設置してあります。

が、庭を横切ってそこまで行くと部屋の明かりも届かず、ライト無しで歩くのは危険な位です(*_*)

なので夜間は、太陽電池式の人感ライトやヘッドライト付きの帽子などを利用しているのが実状です。

ただ時々、そういったアイテムを必要としない日が有ります。

そう、それは満月の晩。
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昔の人は月明かりで勉強したなんて話を聞きますが、それもあながち嘘じゃないなと納得出来る程で、庭全体を見通せます。

東京に居た頃は、十五夜スーパームーンの時ぐらいしか月の存在を意識する事は無かったと思います。

そもそも街明かりがまぶし過ぎて、月の明るさにも気付かなかったでしょう。

という訳で、都会から離れる事で知ったささやかな発見のお話でした。