せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第57話.黄金週間

皆さんはこの10連休、どう過ごされましたか?

僕も東京に住んでいた時は、2泊3日以上の旅行を計画出来る絶好の機会なので、G.Wは最高の楽しみでした。

そのG.Wが仕事で消し飛んだ事が、移住を決意する引き金になったと言っても過言ではありません(笑)

それはさておき、「観光する側」から「観光客を迎える側」になって、G.Wが違った意味を持つ様になりました。

世間が休みの時に働く、サービス業の人達と同じ心境です。

実際、草刈りやら掃除やら、そんな事ばかりして過ごした気がします(苦笑)

その締め括りが、5月5日の「大楠祭り」でした。

昨年、志々島最年少の女子(年齢は秘密)による提案で始まったイベントで、今年が2回目となります。

今回は大楠の下、皆で一緒にお昼ご飯を食べようというシンプルな形になりました。

前回は様々な儀式?が詰め込まれたイベントでしたが、僕も特別な仕掛けは必要無いと感じていました。

沖縄のお墓参りでは、親族が墓前でお供え物を分け合って食べたり、宴会したりする風習があるそうです。

そうやって、故人に縁の有る人達が一堂に会する事が、何よりの供養になるんじゃないかな?と、勝手に解釈しています。

大楠と仏様とは別物ですし、こじつけに聞こえるかもしれませんが、大楠を好きな人達が集まって楽しく過ごす事で、大楠さんも喜ぶのでは?と思います。

スピリチュアル的な見解ですけど(笑)

さて、迎えた当日は快晴!

午前中は「ござ」を敷き易くする為に…やっぱり草刈り(^^;)
参加する皆さんを迎える準備をしました。

「そんな企画で人が集まるの?大丈夫?」と心配する声も一部に有りましたが、最終的には40人近い方々にご参加頂けました。
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僕が想定していた倍の人数だったので、大成功と言って良いでしょう(^_^)

外でご飯を食べると美味しく感じるという人は少なくないと思います。

しかも、大楠と瀬戸内海が「おかず」となれば尚更の事。
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あくまでも主催者はその娘で、僕はお手伝いに過ぎませんが、年に一度の恒例行事として続けたいものですね。