せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第66話.海ほたる観賞会

海ほたる観賞会とは、粟島の地元の方々が日頃の感謝を込めて行う無料イベントです。
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※画像はイメージです(C)三豊市観光交流局

毎年恒例となった行事ですが、一昨年は800人が参加して大混乱が生じたとか(昨年は西日本豪雨の影響で中止)。

そこで今年は、300人限定の抽選制で行われました。

僕が粟島のイベントについてツラツラと書いてるのは何故か?
お察しの良い方ならもうお気付きかもしれません。

そう、三豊市の観光交流局からバイトの打診が有り、またまたお手伝いする事になりました。

海ほたるを見た事は無かったので、引き受けた時には「バイトのどさくさに紛れてイベントを拝めるんじゃないか?」と図々しい事を考えていました。

が、事前に聞いた僕のお役目は、イベント会場となる海岸からの帰り道に、街灯の無いイノシシ出現ポイントが有る為、そこを車のライトで明るく照らすという内容。

海ほたるを見る事も叶わず、暗闇の中で独り佇む自分の姿を想像しました(ー_ー;)

さて、イベント当日。

参加者を乗せた船の第一便が粟島に到着したのは18時。

それに合わせて僕も会場の海岸に移動し、ひたすら日が沈むのを待ちました。

西浜という名前の海岸なので、夕日はとても綺麗です。

とは言え、夕日を見つめる以外にやる事が何も無いので、なかなか辛いものがありました(^^;)

で、完全に日が沈んだのは20時過ぎ。
そこでようやく観賞会がスタート!

てっきり、海にエサを撒いて海ほたるを集めるのだと思っていましたが、実際は予め用意した海ほたるを浜辺に撒いて、お客さんに楽しんで貰うというスタイルでした。

せっかくなので僕も一緒にキャッキャッとはしゃぎたい所でしたが、日没待ちで疲弊してその元気は残っていませんでした(苦笑)

お客さんが帰り始める段になって、ようやく僕の出番。

…と思いきや、地元の消防団の方が車を出してくれて、僕はそのお供として助手席に座っているだけ。 

単なる話し相手的な存在でした(苦笑)

最後にテントを畳むお手伝いはしたものの、仕事した手応えの無いままお役目は終了。

これで本当にバイト代が頂けるのか!?
正直、心配です( ´~`)

ちなみに粟島の海ほたる観賞会は、今回で最後になるという噂も。

そのラストチャンスに立ち会えて良かった、と思う事にします(笑)