せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第67話.志々島の買い物事情

志々島(ししじま)には、お店も自販機も在りません。

唯一お金が使えるのは島の休憩処「くすくす」ですが、買えるのは飲み物・アイス・土産物で、食料品は牛島産の米と干し椎茸ぐらいでしょうか。

そんな様子を見た観光客の方々からは、「島で暮らしてると不便でしょ?」「買い物はどうしてるの?」といった質問をよく受けます。

既にブログで書いた気になっていましたが、都会で暮らす人達の一番の関心事はコレなんじゃないかと今更ながら思ったので、今回のテーマは買い物にします。


先ず最初にご紹介するのが、ドラッグストアの「コスモス」。
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志々島から一番近い四国本土の港・宮ノ下から徒歩10分圏内に在ります。

PB商品も扱っている大型チェーンで、日用品や調味料等の保存が利く物を買うならココです。

茹でうどんが1玉29円、冷凍の豚肉や挽き肉も安いです。


続いては、フレッシュショップ「トマト」。
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宮ノ下からは徒歩5分程度、コンビニを除けば「志々島から一番近い商店」と言えるかもしれません。

近隣に2~3店舗在るだけの小型チェーンで、野菜や肉・魚等の生鮮食品をメインに扱っています。

野菜は安いので、大抵ここで買います。
特に、三豊ナスとか金時人参といった地元の野菜はデカイのに格安です( ´∀` )b

肉は良質との噂ですが少々お高いので、僕が買うとしても鶏肉ぐらいです。

余談ですが、「ピカソ」という大型スーパーも在るには在ります。

ただ、品揃えは豊富であるものの、歩きだと15分程掛かるしズバ抜けて安い物も無いので、僕は滅多に利用しません。

3つ目は、ホームセンターの「コーナン」。
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こちらも宮ノ下から徒歩10分圏内に在ります。

家のリフォームに使う様な本格的な資材になると、少し遠くのホームセンターまで足を運ばざるを得なかったりしますが、程々の大工道具や畑で使う肥料等を買うなら充分です。


そして、何と言っても忘れちゃいけないのがネット通販。

これが無い時代に生まれていたら、離島への移住なんて考えられなかったと思います。

注文から到着までに要する期間も、東京とさほど変わりません。
流石にAmazonプライムに入っても、当日配送は無理でしょうが(笑)

ちなみに、荷物は定期船の会社に一旦預けられ、夕方の便で持って来てくれます。


…と、良い事ばかり書いて来ましたが、四国本土まで片道20分掛かり、且つ定期船の便数が限られているというのが厳然たる事実。

その為、ちょっとした買い忘れが命取りになります(苦笑)

出掛ける前に、買う物をリストアップしておく事が必須ですね。