せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第75話.香川本鷹始めました~収穫・乾燥編~

知識不足・経験不足で思い描いていた通りには行きませんでしたが、それでも9月半ば、初めての収穫を迎えました。
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ただし、赤くなった唐辛子を全て摘む訳ではありません。

ヘタが付いている太い方を触ってみて、耳たぶみたいに柔らかくなっていたら熟している証拠と、手島の高田さんに教わりました。

その基準に従って収穫をしているので、赤くても柔らかくない物は暫くそのままにしておきます。

僕の何となくの基準ですが、熟すのを待つ意味で、収穫は週1回のペースにしました。

それ程の株数ではないのに、熟した実を探しながら摘んで行くので結構な時間が掛かります。

そして、収穫した唐辛子は乾燥させます。

生で売る手も無い訳ではないですが、船に乗って車に乗って、少量の物をスーパー等に持ち込んでも利益は出ないでしょう。

乾燥させれば日持ちもするし、何より粉末にして売るには不可欠な作業なので、そちらを選択しました。

さて、肝心なのは乾燥させる方法です。

先のブログで書いた通り、機械を導入するのはハードルが高過ぎます( ´~`)

志々島で昔、練炭を使って乾燥をさせていたという話も聞きましたが、「その装置をどう作る?何処に作る?」と二の足を踏んでいる内に、時間だけが過ぎて行き…。

結局、今年は天日干しで凌ぐ事にしました(^^;)

で、ブルーシートの上に広げて干すつもりで、大きなブルーシートまで買いました。

が、直接唐辛子を広げたら、仕舞う時に手間が掛かるなと思い直し、ケースやネットに入れた状態で出し入れする様になりました。

雨に降られてはいけないので、夜間は必ず屋根の在る所へ避難させるからです。

ブルーシートはお蔵入り(苦笑)

ちなみにケースは、島内の廃屋で見つけた仕出し弁当の箱です。
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また、直接ではなく新聞紙を敷いた上に唐辛子を広げると、水分を吸着するので乾燥を早めるなんて事も言われています。

昔は筵(ムシロ)を使っていたみたいですね。

そんな風にして、出来る限り日中は陽の当たる場所に出す様、心掛けていました。

しかし、ごく最近になって陰干しにした方が良いなんて情報を目にしました。

陽に当てると変色しちゃうとか何とか?

正直、何が正しいのかよく分からなくなっています(苦笑)