僕は富士山が好きです。
富士山信仰と言っても過言ではない位、大好きです。
でも、一生登る事は無いと思います。
何故なら、経験上間違い無く高山病になるから。
それと、繊細な僕は八合目の宿で他人と雑魚寝なんて出来ないから(笑)
その代わりと言っては何ですが先日、念願の讃岐富士こと飯野山へ行って来ました。
飯野山の標高は422m。
遠目で見ると日本昔ばなしに出て来るおむすび山の様な形をしています。
事前の調べで、3つのルートが有る事は分かっていました。
その内2つの登山口は丸亀市内に有り、1つは飯野町(いいのちょう)にある緩やかに登っていくルート。
もう1つは、飯山町(はんざんちょう)にある険しい直進ルートです。
怪我も完全には治っていないので、緩やかな飯野町ルートで登ろうと考えました。
登頂開始は午後から。
暫く歩いていると結構道がキツイので、ちょっとおかしいな?と疑問に思いました。
更に歩くと目の前に現れたのは…長ーい階段(*_*)
流石の僕も、ここで自分の誤りに気付きました。
Google先生のナビに従って登山口まで来た訳ですが、頭の「飯」の字だけを見て「飯野町」だと決め付け、実際は「飯山町」の方に着いた訳です(~_~;)
まだ登り始めなので引き返す事は出来たものの、面倒臭がりの僕はそのまま行く事にしました(  ̄▽ ̄)
これまた事前に分かっていた事ですが、飯山町ルートはひたすら階段が続きます。
おまけに景色も見えにくく、ストイックに黙々と登るのみ…という良い所無しのルートです(苦笑)
余談ですが、お昼にたまたま「餃子の王将」を見つけて、チェーン店の味に飢えている僕は思わず飛び込んでしまいました。
その餃子がまだ消化し切れていなかった事も手伝って、ハードな運動でお腹の内容物が逆流しそうになりました(笑)
と、何だかんだ言いましたが、所詮は片道50分程度。
息切れしつつも殆んど休まずに、一気に登り詰めました\(^_^)/
山頂は狭く、周りは木々で囲まれているので景色は楽しめません。
少し下った所に展望デッキも在りますが、そこも海側は木で隠れてよく見えませんでした。
もっと瀬戸内海が見渡せたら良いのにな~と思いつつ、崖から生えた木々を切るのは容易ではない事も理解しています。
高尾山の様な一大観光地ならいざ知らず、そうでもない所に行政もお金を掛けられません。
ボランティアの方達が出来る事にも限界は有ります。
そう、やりたくても出来ない事が有るのは志々島も一緒。
「もっとこうしたら見晴らしが良くなるのに…」とか「この道を整備出来れば…」と思う場所が有っても、先ずは自分の生活を優先させなければならないので、手を付けられないというのがジレンマです(~_~;)
ともあれ、無事に讃岐富士登頂を果たし、自分の欲望が一つ満たされました。
次の機会が有れば、緩やかなルートでのんびり登りたいと思います(笑)