せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第104話.我が心の海開き

30代後半から東京を離れるまでの間、綺麗な海が見たくて、連休となると沖縄の離島巡りをしていました。

空港や目的の島に到着するや否や、一目散に海へ向かって浸かるというのが常でした。

ちなみに僕はカナヅチです。
ライフジャケット無しでは深い所へ行けません(笑)

さて、志々島に移住してから3年目となりますが、これまで一度も海に入る事はありませんでした。

瀬戸内海も水質は悪くないですが、沖縄の様な白砂の浜辺は志々島に無いし、珊瑚も熱帯魚も居ない。

そういった楽しみが無いのに、海に入れば水着を洗う手間が生まれるし、家に帰って風呂にも入らなきゃならない。

でも一番の理由は、「定職にも就いてないのに、海でのんびりしてる場合じゃないだろ!」という心の余裕の無さでしょうか。

そうした中で先日、30度を超える真夏日が有りました。
午前中に屋外作業を目一杯して、既にフラフラの状態(*_*)

午後は休もうかと思った時、ふと海に浸かる事を思い付きました。
まあ…ちょっとしたご褒美ってヤツです(^_-)☆

ただ、志々島には前述の通り、「海水浴場」と呼べる様な立派な浜辺は在りません。

島の北東部には比較的良い浜が有るとセンパイ島民から聞きましたが、北部エリアは干潮時に歩きでしか行けず。
且つ遠いので、今回は見送り( ´~`)

残る東西南の三方向の海岸を巡って、比較してみました。

先ずは東の海岸。
お隣の高見島が正面に見えます。f:id:goumonkobura:20200726194242j:image

道の果てまでは自転車で、そこからは海岸を歩いて良さげなポイントを探し、いざ入水!

初めての瀬戸内海。その感想は…?

うーん、なかなか冷たい(苦笑)

梅雨明け前で水温がまだ充分上がっておらず、体感では25度ぐらいに思えました。

でも、バタバタ動いて体を暖めれば、耐えられない程でもなかったです(笑)

波が多少有って海底の砂を混ぜっ返すので、視界はあまり良くありませんでした。

続いては南の海岸。
ちなみに南と西へは、自転車で直接乗り付ける事が出来ます。

対岸に見えるのは、四国本島の玄関口である宮ノ下港です。

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狭~い砂浜が僅かに有るだけですが、手軽に行ける場所の中では一番浜らしい浜だと僕は勝手に思ってます。

波は全く有りませんでしたが、潮が満ち始めていたせいか、木の枝葉などの浮遊物が漂って来たので早めに退散しました(^^;

最後は西の海岸。
沖には魚の養殖いかだが浮いています。f:id:goumonkobura:20200726194341j:image

波は穏やかでした。
でも心なしか、水がより冷たく感じました。

三方向を比較してみたものの、波の強弱や潮の流れはその日その日の時間や天候で変わると思うので、あくまで「この日」に限った話ですので悪しからず。

とにもかくにも、海水浴から遠ざかっていましたが、一度解禁してしまうと抵抗も無くなりました。

来月や再来月、水温が上がった頃にまた入水してみたいと思います!