せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第105話.梅雨の谷間のDIY

今年は長梅雨でしたが、梅雨入りするまでに時間が掛かった気がします。

畑の在る高台に水道が通っていない志々島では、水やりに苦労しました。

で、常々話題に挙げている壇上(だんえ)という丘では、20Lのポリタンク×4に水を入れてキャタピラで運んだりと、割に合わない命懸けの頑張りが必要でした(~_~;)

そのやり方に限界を感じた僕は、新たな貯水装置を作る事に決めました。

大工仕事を敬遠する僕が腰を上げるというのは、よっぽどの事です(笑)

梅雨の内に作らないとタンクを満水に出来ないだろうという予測も、決断を後押ししました。

今回作ろうと考えたのは、道具小屋になる「余地」を残した貯水装置です。

最優先ではないですが、いつか小屋が必要になるかもしれないと思い、少し屈めば入れる130cm程の高さに設定しました。f:id:goumonkobura:20200805163220j:image

如何せん、背が高い割には柱が細いので、いささか不安定です( ´~`)

材料費をケチって安い角材を買ったのがイケないのですが、土台のコンクリートブロックに鉄線で括っているので強風で丸々吹き飛ぶ事は無いでしょう。

でも、柱がポキッと折れるかもしれません(苦笑)

さて、雨樋を扱うのは初めてでしたが、屋根と樋に傾斜を付けるのはちゃんと心得ています。

しかし、屋根の骨組みとトタンをピッタリ同じサイズで作ったのは失敗でした。

釘で打ち付ける前の実験で、トタンの端が雨樋の上に少し出張る様にしないと、雨粒がトタンと樋の隙間からこぼれ落ちてしまう事に気付いたのです(*_*)

この程度の事でも、やってみないと分からないんですよねー。

仕方が無いので雨樋側にトタンをズラし、寸足らずになった反対側には廃材を充てて誤魔化す事にしました(苦笑)

もう一つ、本来は柱に沿ってパイプを繋いでタンクの口まで雨水を誘導すべき所ですが、手持ちの材料で強引に方向を変えて済ませました。

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見映えは悪いしロープと針金で結んでるだけの状態なので、これこそ強風で外れる可能性が高いです。

それでもやっぱり、材料費と工数を抑えるのが優先。
確信犯だと思って下さい(笑)

そんなこんなで一応の完成!f:id:goumonkobura:20200805163340j:image

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設置したポリタンクは300L入る大容量ですが、畑の全面に水を撒く場合、3~4回分に過ぎません。

更に言うと、とある事情により今年はそれ程水が必要ではなくなりました(~_~;)
詳しい事は又の機会に…。

ちなみにキャタピラには適さなかったので、材料は全て人力(一人)で運びました。

道具一つ忘れたら麓まで取りに戻らねばならないし、そういった部分も大工仕事が億劫になる理由だと述べておきます(苦笑)