去年、唐辛子を乾燥させる手立てとして、天日干し以外の発想が無く、結果的に殆んどを駄目にしてしまいました。
ちなみに自然乾燥なら、風通しの良い日陰で行うのが正しい方法だと後で知りました。
が、近所に相応しい場所は無いので、結果はどのみち一緒だったでしょう。
実は当時、昔は乾燥に練炭を使っていたという話も聞いていました。
でも、具体的にどうすれば良いか分からないし、何より「練炭 = 自殺」というイメージが強く、僕にとって練炭は恐怖の対象でしかありませんでした(苦笑)
こうして二の足を踏む内に時が過ぎ、唐辛子を救えなかった訳です。
そして今年。
同じ失敗は繰り返すまいと、練炭小屋作りに取り組む事に決めました。
とは言え、火を使う以上は燃える素材で作る訳にも行かず。
僕自身はNo ideaでした( ´~`)
そんなある日。
知人から「スチール製の物置を使ったら?」と言われた事で、大枠は固まりました。
そこから更に、色々な方にアドバイスを頂きます。
ギュッとまとめて言うと、単に練炭を燃やしたら内部が高温になり過ぎるし、換気してドンドン空気(暖気?)の流れを作る必要が有るとの事。
なので、金属等を切断するサンダーという工具を借りて、換気用の穴を開けました。
以前に使った事は有りますが、金属板のど真ん中を切り抜くというのは初めて。
事前に廃材で練習を重ねてから、本番に臨みました。
次第にコツも分かって来ましたが、火の粉を浴びるのだけは勘弁して欲しいですね(苦笑)
また、安い小型の扇風機を購入して、換気扇代わりにしました。
熱気が通り抜ける様に、付属の棚板にもついでに穴を開けました。
唐辛子を入れる「トレー」には、市販の育苗箱がメッシュ状で適しているかなと考えました。
物置の幅をフル活用する為、大小2サイズの育苗箱を横並びに置き、これらを複数段積んで使う想定です。
ただ、同じサイズの箱同士を重ねるとぴったりハマって唐辛子が潰れてしまう為、四隅に小さな角材を置いて底上げし、それを回避する事にしました。
…と、簡単に言いましたが、長い角材を手ノコで切って40~50個作ったので、まあまあ時間が掛かりました(^^;
付属の棚板は2枚だけです。
育苗箱毎に棚を新設した方が取り出し易いとは思いますが、結局前面の引き戸を外さなければいけないし、練炭の効果を見る前にそこまで手を掛けるのは得策ではないと判断して、更なる改造は一旦見送りました。
そんな訳で、練炭小屋の完成!
次回は、実際に練炭を燃やしての実験へと移ります。