せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第109話.逆襲の香川本鷹~鋼の練炭術師編・その2~

練炭小屋が出来た所で、続いては乾燥の実験へと進みます。

今年収穫した唐辛子ではなく、冷凍していた去年の唐辛子が「実験台」です。

練炭は専用のコンロにセットして、チャッカマン的な物で火を点けます。

f:id:goumonkobura:20200914200426j:image


f:id:goumonkobura:20200914200455j:image

練炭の真ん中に着火材が仕込まれているという話でしたが、なかなか着火せず。
酷く手間取りました(~_~;)

火が点くと、バチバチッ!と一気に表面が燃え上がります。
火勢が落ち着いてから蓋をするとYouTubeで予習していたのに、慌てて直ぐに盖を被せてしまいました(^^;

ちなみにこれは後日談ですが、何度も使っている内にチャッカマン的な物の燃料が切れてしまったので、駄目元でライターを使ってみたら…いとも簡単に火を点ける事が出来ました(*_*)

「チャッカマンもどき」よりもライターの方が、火勢が強かったんだと思います。
わざわざ買って損しました(苦笑)

コンロの通風口を閉じると丸一日は持つと説明書に書いてあったので、「そりゃあ長持ちした方が良いに決まってるじゃん♪」と思い、通風口を閉じたまま一晩放置しました。

翌朝、一酸化炭素中毒にだけは気を付けねばと、息を止めて恐る恐る物置の戸を開けてみました。

でも考えてみたら(考えずとも?)、大きな換気用の穴が有るのでそんな心配は無用でした(笑)

それはさておき、肝心なのは内部の温度です。
如何せん、30度をちょっと超える位で全然暑くありませんでした。

う~ん、どうしたものか…( ´~`)

火が燃え上がってはいないものの、コンロから熱を感じたので、火が消えている訳ではなさそうです。
なので、もう暫く様子を見る事にしました。

それから更に数時間後。
小屋の戸を開けると、完全に熱気は冷めていました。

練炭も燃え尽きた様なので、唐辛子の乾燥状態を見てみましたが…まだ全然でした(-_-)

この火力でもっと熱気を当てる為にはコンロに近付けるしかないと考え、このタイミングで棚板の位置を変え、思い切り距離を縮めてみました。

その上で、次の練炭に火を点ける事に。
ただ、着火した時の燃え上がりが前回よりも悪く、練炭も赤くなっていない様に見えました。

上手く練炭に引火しなかったのか??
失敗したと思い、丸々捨ててしまいました( ´~`)

…が、これまた後になって、地味に火が点いていたという事が分かりました。
うーん、無駄使い(苦笑)

そんな訳で、早くも3つ目の練炭です。
ここに来てようやく、通風口を開けなければ火が強くならないと理解しました(^^;

短時間で燃焼してしまいますが、内部温度を50度まで上げる為には仕方ありません。
なので今度は、通風口を全開にして練炭を燃やしてみました。

暫くして見に行くと…換気口から黒煙がモクモクと上がっているではありませんか!Σ(×_×;)!

小屋の戸を開けて、直ぐに原因が分かりました。
唐辛子を入れている育苗箱に直火が当たり、プラスチックが燃えてしまったのです。

育苗箱の一部分だけですが、底が溶けてトロトロになっていました(^^;

そこまで火力が出るとは思わず、コンロに棚板を近付け過ぎたのが災いしました。
練炭術師を名乗るにはまだまだ早いですね(苦笑)