せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第113話.逆襲の香川本鷹~一味唐辛子編・その1~

乾燥が上手く行った唐辛子は、一味にします。

去年からずっと目標にしていた事に、ようやく漕ぎ着けた次第です(苦笑)

対岸の町に食品を粉末にする機械をお持ちの方が居て、使っても良いとは言われていました。

が、乾燥させた唐辛子を船で運んで粉にして、また島に持ち帰る…というのはやっぱり厳しいかなと(^^;

大型機械の力を借りないと追い付かない程の収穫が見込めるならともかく、今年は望み薄です( ´~`)

なので今回は、自前のフードプロセッサーで頑張ってみる事にしました。

専用の容器に入れてスイッチを押すだけ。いとも簡単に唐辛子は粉々になります。f:id:goumonkobura:20201024125648j:image

一度に沢山の量が入らないので、粉にしては取り出す・粉にしては取り出すという工程を繰り返さなければならないのが難点です(^^;

でも一番の問題は、容器のフタを開ける時。

辛味成分の微粒子が舞い上がるのか、うっかり吸い込むと咳が止まらなくなります(~_~;)

なので、2回目以降はマスクを着ける事にしました(苦笑)

キャロライナ・リーパーだかジョロキアだかを粉末にしている人の仕事振りをテレビで見た事が有りますが、肌を一切露出させずで正に完全防備でした。

あまりに過酷な現場で、なかなか担い手が居ないらしいですね。

まあ…それに比べたらカワイイもんです(笑)

こうして砕いた唐辛子を、業者から購入した和テイストの袋に詰めて行きます。f:id:goumonkobura:20201024125756j:image
内容量は15g。

この為にデジタル計量器を買いましたが、確定した所でピタッと止まってくれるのではなく、微妙に動き続けるのでイライラさせられました(苦笑)

乾燥剤も入れて、センパイ島民から借りたシーラーという機械で封をします。
初めて使う物でしたが、熱で圧着させる簡単・便利な機械でした(^_^)v

ちなみに一味や七味と言うと、小瓶に入っている姿をイメージする人が大半でしょう。
実際、小瓶の方が使い易いとは思います。

それでも袋を選択した理由は、ECサイトを使って売りたいからです。

で、ただ売るのではなく、本体価格より送料を安く抑えたくて、封書でも送れる平べったい形を模索した結果です。

こだわって選んだ物なので、「カツオ節パックかと思った~」と或る島民から言われましたが気にしません(笑)