「お金になるからやってみたら?」というセンパイ島民の言葉を受け、10月からグリンピース(えんどう豆)の畑を始めました。
耕して畝立てして、畑作りはいつもの通りですが、一つ違うのは支柱立ての作業です。
グリンピースは大きくなると「つる」が伸びて来るので、それが上手く絡み付いてくれる様な網(ネット)を張る必要が有ります。
その網をぶら下げる為の支柱です。
島の方々を見習い、竹を駆使して作ってみようと考えたのですが、かなり大変な事になるだろうとは予想していました。
しかし実際は…予想を遥かに超えるシンドさでした(苦笑)
先ずは竹の切り出しです。
志々島には何ヵ所か、竹林が在ります。
詳しい事は分かりませんが、畑や宅地だった所に勝手に竹が生えて、結果的に林になってしまったのが殆んどだと思います。
とにかく、竹に不自由する事はありません。
その中で比較的グリンピース畑に近く、真っ直ぐな竹が多い場所を選びました。
が、それでもやっぱり曲がっていたり太かったり細かったりするので、適切な竹を探さないといけません。
柱に使う竹は210cm 、横に渡す竹は350cm前後と決めました。
で、竹を切るだけならまだしも、そこから邪魔な枝を取り除く必要が有ります。
枝の付け根・斜め下からノコギリで切り込みを入れ、下向きに力を加えればポキッと綺麗に枝が折れます。
これは粟島のお年寄りから教わりました(  ̄▽ ̄)
ただ、1本の竹に15~20の枝が付いているのはザラなので、かなりの時間を要します。
加えて、柱として使う竹は地面に突き刺す為に、先端を尖らす加工も行います。
いわゆる「竹やり」ですね。
そして最後は、それらの竹を担いで高台の畑に運びます。
と、ここまではあくまで「資材の調達」。
ここからが本題の支柱立てです(苦笑)
しかし、脚立に乗ったまま長い竹を横に渡して結んだりと、一人では厄介な作業が多く、なかなかはかどらず( ´~`)
最初にお試しで、畑の横幅の約半分・7m程の畝に支柱を立てましたが、畝1本だけで1.5~2日も掛かりました(~_~;)
計算上、そのペースだと半月は掛かるし、モタモタしてたらグリンピースが伸びてしまうと思い、それからは全てに優先してこの作業を進めました。
でも、延々と同じ作業の繰り返しで、正直心が折れそうになりました(^^;
それでもどうにか、グリンピースの種を蒔いた3つの畑、全てに支柱を立てました。
馴れも有ってペースアップ出来たのか、結果的には10日間で出来ました。
多くの時間と労力を費やしたので、何か一つの建築物を造り上げたかの様な気分です。
果たして、全部で何本の竹を切ったのか?
具体的な数字を言った方が伝わるとは思いますが…数える気にもなりません(苦笑)
ちなみに、立てた支柱に網を掛ける作業が残っているので、まだ完成ではありません。
それも結構大変かも?…という気がする今日この頃です(^^;