せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第117話.年末商戦!?・前編

今年も残り1ヶ月。
コロナ禍で、浮かれ気分でいられる人は少ないかもしれませんが、それでもクリスマスやお正月はやって来ます。

年末商戦と聞くと、僕の中では次世代ゲーム機戦争が真っ先に頭に浮かびます。

でも今は、綿花の事で頭が一杯です。

その白さが雪を連想させると同時に、モフモフ感が冬の寒さを紛らわしてくれる。

その意味で、綿花の売り時は冬しかないと考えています。
で、手始めにリース作りに挑戦してみました。

材料はコットンボールとバラの実、そして土台となるツル植物です。

森や林に分け入れば、木の幹に巻き付いたツルが見付かります。

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そのツルで土台の輪っかを作る訳ですが、太過ぎると曲がらないし、細過ぎると強度が低い。
また、乾燥が進んだツルはポキポキ折れてしまうので、輪っかには使えません。

なので、沢山ツルが在る様に見えて加工に適した物は意外と少なく、採取には結構時間が掛かりました。

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ちなみに、一口にツル植物と言っても種類は様々だと思いますが、僕が見た所で区別が付くはずもなく、名前は分かりません(苦笑)

続いてはバラの実。
野バラは島中にウンザリする程生えていますが、実が付く物は非常に稀です。

だから、実が取れる場所は人に教えて貰った一ヵ所しか知りません。f:id:goumonkobura:20201203180723j:image

それをハサミで摘んで行けば良いのですが、バラに接近する以上、無傷じゃ済まないという事だけは述べておきます(苦笑)

1本のバラの実が少ない場合は、2本の枝を針金でまとめて括ります。f:id:goumonkobura:20201203180742j:image
これを1つのリースに対して4~5セット。

後は土台にバラの実を固定した上で、空いたスペースにコットンボールを接着剤で付けて行きます。
リース作りには、小さめサイズの物が好まれる様です。

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接着面が少ないので、なかなかスンナリとくっ付いてはくれませんでした(^^;

吊り下げ用の針金の輪も付けて、出来上がりです。

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ホントは量産するつもりでしたが、細い針金を使っているせいか意外と繊細な作業で、1つ作るだけでも疲労困憊(~_~;)

でもまあ、自分に似つかわしくない乙女チックな事をやってるので、精神的な疲れもプラスされていると思います(苦笑)

ともあれ、作った以上は売ります。
ちょっと前に宣伝した「志々島産直市場」の商品ラインナップにも加えたので、覗いてみて下さいm(_ _)m
https://shishijima.base.ec/items/36693760

たとえ売れなくても、「品数が豊富感」を醸し出す一助になってくれたらそれで良いです。

まあ…綿ばっかりですけど(笑)