種の収穫から約1か月後、根っこの収穫を行ないました。
種も買い取り対象とは言え、実際に生薬になるのは根っこなので、こちらが本来の目的です。
草丈が低いので想像はしていましたが…やはり根っこも短し( ´~`)
でも、田んぼを畑に転用して栽培している農家さんと比べると、根っこの太さや張り具合はなかなか良い様で、志々島の土地はサイコにとって悪くないみたいです。
よく洗って土を落としたら、後は乾燥させるのみ。
パッと見、朝鮮人参みたいですよね?
今は納品の時を待っています。
話は前後しますが、種は年の瀬まで乾燥させてから脱穀作業を行いました。
そもそも草丈が短いと機械で脱穀するのは難しいと聞いていたので、手作業で地道にやろうとは決めていました。
少量だし簡単に終わるだろうと思っていたものの、これが大間違い。
「棒で叩いて種を落とす」との方法も手引きに書かれていましたが、実際言うほど種は落ちないし、飛び散ってロスも出ました。
なので、指先に挟んで種同士を擦り合わせる様にして落とす方法に切り替え。
結果、大晦日と正月の2日間に渡る作業となりました(苦笑)
そこから、水にさらして浮いた物を取り除く選別作業を繰り返し、ようやく終了。
最終的に手元に残った種は、たったの200g。
おおよその買取り金額は聞いていたので、
これらの作業に費やした人的コスト(自分自身の働き)を考えたら、はっきり言って大赤字です。
その時間だけ、バイトにでも行った方がはるかに有益だと思わずにいられませんでした(苦笑)
でも、経験を積む為に一度はやっておかなければならない事だったので、今回は我慢してやり抜きました。
そして今現在。
2月末の種蒔き(予定)に向けて、基肥えを入れて畑全面を耕しました。
果たして、「二度目の正直」となりますかどうか?
発芽の時期を迎えた頃に、また報告します!