せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第125話.風と共に去りぬ

昨年10月に種蒔きをしたグリンピース。
随分とツルも伸びて、花も咲きました。f:id:goumonkobura:20210221161516j:image

順調に育っている…と言いたい所ですが、
気の休まらない日々を送っています。

何故なら、真冬になると風の強い日が多く、網に絡んでいたツルが外れてしまったり、以前ブログに書いた竹の支柱が傾いたり折れたりする為です。

雨で地盤が緩んでいる時に強風を受けると尚更です。

これはその一例ですが、見事に柱が斜めっていて、風上がどちらか一目で分かるでしょう(笑)

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先端を尖らせたとは言え、竹を地中に打ち込むにも限界が有ったので、ビニールハウスの骨組みにバンドで結び付けていなければ、とっくに倒壊していると思います。

頑張って作ったのでそれなりに満足していましたが、見た目だけで質が伴っていませんでしたね。

だから、強風の翌日には被害が出ていないか見回りをし、修復しては延命を図っています。

何とかこれで、収穫まで漕ぎ着けたいと思っているのですが…果たして?

さて、今回はこれで終わりではありません。

つい先週の水曜日の事。

前の晩は瀬戸大橋線が運休になったり、当日は定期船が止まったりと、四国地方も強風に見舞われていました。

僕はミシマサイコの畑で作業をしようと、朝から壇上(だんえ)に向かいました。

畑に辿り着くと、そこには何とも異様な光景が…。

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一瞬、事態を飲み込めませんでしたが、やがて全てを悟りました。

土台のコンクリートブロックもろとも、貯水装置が吹き飛ばされたのです(*_*)
元の位置から10m近く離れていたと思います。

ちなみにこれが、在りし日の貯水装置の姿(苦笑)

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お金をケチって細い角材で作った為、風でポキッと折れるのでは?という心配はしていました。

しかし、まさか丸ごと持って行かれるとは…。
自然の脅威をまざまざと見せ付けられました。

柱とブロックを地中に埋めていれば、トタン屋根だけ飛ばされて済んだかもしれません。

ただ、中途半端に壊れても逆に直すのが難しい気もするので、一から見直すにはこれで良かったんじゃないかと思います。

また余計な仕事を増やした自分に呆れはしたものの、正直ショックは大きくなかったです。

同じ様な経験を重ねて来たせいか、もう慣れたものです(笑)

それにしても、完成から7ヵ月ぐらいでしょうかね。
ビニールハウスの記録は更新しましたが、短い命でした(苦笑)

やらなければならない事が山積しているので、梅雨が来るまでに直せたら御の字、と今は思っています。