皆さんは「モリンガ」という植物をご存知でしょうか?
インド原産のワサビノキ科の植物で、「スーパーフード」「奇跡の木」と呼ばれています。
葉・花・鞘・根・茎など、全てが利用可能で捨てる所が無く、葉や若い鞘は食用、種をオイル抽出用とする為に世界各地で栽培されているそうです。
90種類以上の栄養素と46種類の抗酸化物質を持つと言われ、特にその葉はビタミンCが豊富であり、鉄分であればほうれん草、カルシウムであれば牛乳、ビタミンAであればニンジンなど、基本栄養素を多く含むとされる素材を超える量を含んでいます。
モリンガの凄さはその栄養価に留まらず、様々な機能性を持つと期待され、研究が進められています。
例を挙げると、コレステロール低下、視力向上、血圧調整、抗うつ、免疫向上、抗加齢、便秘解消、解毒作用、食欲抑制、血糖コントロール、消化・代謝の促進、認知機能の向上…等などです。
それ以外にも、杉の約50倍の二酸化炭素を吸収するとか、水を浄化する作用まで有るとか(*_*)
「ホントにそんなに凄いの??」と疑われる方もいらっしゃるかしれませんが、研究者ではない僕は情報を鵜呑みにするだけです(笑)
モリンガの葉は生でも食べられますが、普通のスーパーでは先ず見掛けないでしょう。
仮に売られているとしても、お茶やパウダー等に加工された状態だと思います。
で、そんなモリンガを志々島でも作れるのか?という実験的な意味で、栽培してみる事にしました。
加工して売ろうというつもりはないです。
…今の所は(笑)
種はインターネットで購入しました。
値段は決して安くないです。
でも、種も食べる事が出来て、健康や美容効果が有るらしく、余った種はサプリ的に使えると考えれば相応の値段かなと思う事にしました。
ちなみに食べ方は、外の硬い殻を割り、中の白い部分を取り出して食べます。
かなり強い渋味は有りますが、イノシトールという成分によって、水を飲むと甘く感じる不思議な物です。
今回はお試しなので、0.5アール程度の小さな畑を使います。
肥料も要らないという話ですが、それを知ったのは畑作りの後だった為、元肥えとして鶏糞を施していました。
1ヵ所につき種を2~3粒ずつ、合計50ヵ所に蒔きました。
程なくして発芽。これがモリンガです。
まだ小さいですが、独特な葉の形をしていますね。
こちらは今日撮った最新の様子です。
暑さには強いはずなので、カラスに摘まれない限りは普通に育つんじゃないかと思います。
続きはまた、無事に収穫まで漕ぎ着けた時にでも。