せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第151話.完全勝利!?~前編~

苗を植えてから4ヵ月半が経った10月の末。
ようやくサツマイモ(鳴門金時)が、収穫の時を迎えました。

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写真手前は試し掘りした場所で、イノシシの被害ではありません。

ビニールハウス跡のフレームを使って外周を有刺鉄線で囲み、地表部には短い間隔で杭を打ち、サツマイモを挟み込む様に唐辛子を植えた畑です。

結局、何が功を奏したのが分かりませんが、イノシシを完全にシャットアウトしてやりました。

なので、この場を借りて一言だけ言わせて頂きます。

思い知ったか、下等生物が!!
人間様を舐めるなよーーー!!!ヽ(`Д´#)ノ

…すいません、取り乱しました(笑)

さて、気を取り直してイモ掘りのスタートです。

まとまった雨が暫く降っておらず、畑の土は乾き切って硬いだろうとは思いましたが、後々の予定を考えるとそのタイミングしか有りませんでした。

がしかし、その硬さは想像以上。
特に深い所になると、土を掘ると言うよりは岩を砕くに等しい感じでした(*_*)

恐らく、イモ掘りは幼稚園の遠足以来だと思いますが、当時の記憶は殆んど残っていません。

ただ、母親や園児の力でも掘れるレベルだったのは間違いなく、こんなに苦労するはずがありません(苦笑)

更に、地中から現れたイモはこんな感じ。f:id:goumonkobura:20211108182325j:imagef:id:goumonkobura:20211108182443j:image
4~5本のイモが合体した様な形状です。

「イモづる式」なんて言葉が有る様に、普通は枝分かれしたツルの先に、3つ・4つ・5つ…と細長いイモがぶら下がっているイメージでした。

一方で僕のイモは、苗の根元にゴツいのが1つだけドンッと鎮座している、といった様子です。

理想的な形のイモはごく僅かで、大半はこのパターンでした。

細く長く育たないのは、土が硬くて下に伸びて行けなかったからだと思われます。

先端まで綺麗に掘ろうと頑張ってみたものの、やはり土が硬過ぎてスコップで掘るには限界だったり、周りを掘り進める内に支えを失ったイモが自重でポキッと折れたりで、なかなか難しいものでした(^^;

一度始めたら一気にやってしまいたくなる性分なので、1.5日で全てのイモの収穫を終えました。

が、一心不乱にスコップを振るったのが災いして、左手首がぶっ壊れました。

腱鞘炎か何かだとは思いますが、2週間経った今でも、痛みというか違和感が消えません(~_~;)

相撲に勝って勝負に負けた気分です(苦笑)

余談ですが、高台の畑からイモを運び下ろすのもなかなか大変でした。

1畝分を一度に運んでみて自分の限界を知ったので、もう1畝は午前・午後の2回に作業を分けて運びました。

サツマイモって…重たい(笑)
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