収穫したサツマイモ(鳴門金時)ですが、直ぐには食べずに追熟させます。
イモは乾燥させる事により、デンプンが糖に変わって甘くなるそうです。
ネット記事に倣い、1週間の日干しと3日間の陰干しを行ないました。
トラックシートの上に広げて、雨が降ったら引っ込めて…みたいな感じです。
この間、収穫時に先端が折れたり傷付けてしまったイモが腐ってしまわないか?という心配が有りました。
知り合いの農家さんに聞くと、その部分を綺麗にカットした上で日干しすると、デンプン汁が固まって切り口がコルク状になり、腐敗を防げるそうです。
便利な性質ですね~(^_^)
追熟を終えたら、今度は長期保存を目指します。
濡らしちゃいけないのは言わずもがなですが、12度以下になると腐ってしまうそうなので、冬の寒さをいかに凌ぐかがポイントです。
その方法を島のオバアちゃんが教えてくれたのですが、これが意外と簡単なものでした。
1つ1つを新聞で包み、段ボールに隙間無く詰める。
ただそれだけ。
新聞も段ボールも貰い物で済むので、お金は掛かりません(*´∀`)♪
ちなみに、昔は「イモつぼ」と呼ばれる貯蔵庫がお家に在って、人がスッポリ入れる程の深さだったと聞きました。
当初はそれを借りようかとも考えていましたが、老朽化で今は使えないとの事。
実際問題、そこまでの収穫量ではないので、僕には必要有りませんでした(笑)
それじゃあ、順々に新聞紙で包んで行きますかと、追熟を終えたイモを手に取ってみると…。
ん?
カビ???
そんなはずはないと、我が目を疑いました。
がしかし、緑の斑点が出来ているイモはその一つに留まらず、あれもこれもそれも、殆んど全部でした!Σ(×_×;)!
全滅させては、イノシシに勝利した事が無意味になってしまいます(~_~;)
かくなる上は救える物だけでも救おうと、当初は隙間時間にゆるゆるとチャレンジするつもりだった「干しイモ作り」に、急遽舵を切るのでした。
つづく