せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第156話.馬鹿と煙は何とやら

師走とは言うものの、無職の僕も絶望的な量の仕事を抱えています。

急いでやりたいのは山々ですが、タイミングを待たねばならない作業である為、一先ず現実逃避を計る事にしました(苦笑)

その内の一つが、12/20に行って来た「瀬戸大橋スカイツアー」です。

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瀬戸大橋のてっぺんに登る本四高速主催のイベントですが、通常のお客さんとしての参加ではありません。

とあるゴニョゴニョした事情により、ご招待頂いた次第です(笑)

チャンスが有れば一度は登ってみたいと思っていたので、願ったり叶ったりでした。

瀬戸大橋の橋脚が立つ島々の内の1つ、与島(よしま)が今回の舞台です。

与島へは、志々島から海上タクシーで直行しました。
片道50~60分程度の距離です。

瀬戸大橋開通当時は大変賑わった所で、港近くにはだだっ広い駐車場が在ったりと、その名残りがあちこちに見られます。f:id:goumonkobura:20211227152250j:image

さて、それでは一気に「本丸」に攻め入りたいと思います。ここが橋脚の内部です。

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展示フロアになっており、瀬戸大橋が出来るまでの過程や、安全な通行を支える技術等について、僕ら相手にもしっかり解説してくれました。

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次は、1つ目のエレベーターに乗って、地上85mの高さまで上がります。
ここは、電車が走っているのと同じ階層に当たります。

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歩行エリアは下が格子状でスケスケになっているので、高い所が苦手な人には厳しいかもしれません(  ̄▽ ̄)

風が吹き抜けて行く分、てっぺんよりも風が強く感じました。

風音で掻き消されてしまうのか、電車が接近している事に気付けず、シャッターチャンスを逃しました(苦笑)

電車の左横に見える白い凸凹した部分は、四国新幹線が開通した際に線路を拡張する為のスペースです。

橋の完成時には既に備わっていた訳で、当時の人々が如何に新幹線に期待していたかを物語っていますね。

僕が生きている内に実現するのは…難しいかな?(笑)

てっぺんまでは、もう一度エレベーターに乗ります。
そして、狭い通路をくぐり抜け、垂直に近い階段を登り、やっとこさ高さ174mの搭頂部に到着しました。

注: 写真の人物は僕ではありません(笑)

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柱や鉄板で囲まれているので、安全な場所です。
ホントの頂上には、命綱を付けた作業員じゃないと登れません(笑)

こちらは北向きの景色。岡山に向かって橋が伸びています。

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何とも近代的な景色で、風情は感じられないかもしれません。
でも、島や行き交う船も見えるので、眺めが良いのは間違いないです。f:id:goumonkobura:20211228180740j:image

そしてこちらは、南向きの景色。
逆光でよく見えませんが、讃岐富士のシルエットだけは分かります。

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この前日・前々日までは強風により、瀬戸大橋が通行止めになった程でした。

もし風が落ち着かなければ、今回の視察も中止になっていた所なので、ラッキーでした。

冬はそうした心配が有りますが、夏は夏で内部は蒸し風呂状態だし、外に出れば逃げ場の無い直射日光だしで、ダウンしてしまうお客さんも居るとか。

まあ、普通のお出掛けと一緒で、天候に左右されるツアーという事です。

忙しさとコロナ禍が相まって、周辺観光とはすっかりご無沙汰していたので、ちょっとした冒険気分を味わえました。

今年度は開催を見送っている様ですが、再開した折には皆さんも是非、チャレンジしてみて下さい!