熱心な読者の方は、「あれ、前にも見たタイトルだぞ?」と思われるかもしれません。
165話にて、楠の倉展望台に除虫菊の苗を植えた事を取り上げました。
その中で、花が咲くのは2年後になると述べました。
がしかし、そこに大きな誤解が有りました。
何かと言うと、受け取った時点で既に1年以上が経過した苗だったという事が、後になって判明しました(^^;
その証拠に、3月の終わりにはつぼみが付き、4月の終わりには花が咲きました。一年物の苗にしては小さく見えたし、そうとは教えて貰えなかったので、完全に勘違いしていました(苦笑)
でもまあ、無事に花が咲いて何より。
なので今回のタイトルは、前のタイトルから(仮)を外した物にした訳です。
ただ、いざ花が咲いてみると、40株では若干の物足りなさも感じました。
センパイ島民からも、「どうせやるなら、もっと植えんかい」なんて言われたりもしました(苦笑)
そんな時、急な話が舞い込んで来ました。
元々、除虫菊の種は広島県の因島で貰い、三豊市の笠田高校で苗を育てたという経緯が有りましたが、笠田の生徒さんが先日、因島を訪れたそうです。
で、そのご返盃とばかりに、今度は因島の方が苗を100本持ってやって来るから、展望台にまた植えさせて貰えないか?という内容でした。
僕が頼まれたのは、耕運機を貸して欲しいという事だけ。
がしかし、作業出来るのは午前中のみで、実質2時間も無いスケジュールでした。
楠の倉展望台も昔は畑でしたが、近年は耕作放棄地に。
半年に一度は大規模な草刈りをしているので大事には至らないものの、畑作り向けのそれとは全くの別物です。
頑固な雑草がはびこっている事を島外の人達は知らないので仕方無いですが、パッとやって来て定植出来る程、甘い場所ではありません。
僕自身、色々な事に追われていて正直余裕は無かったですが、成立させなければ香川の恥と、当日に向けてお膳立てする事に決めました。
…って、よそ者の僕が何で香川を背負う気で居るのか、よく分かりませんが(笑)
そうとなったら、手も出す・口も出す。
地形に合わせた畑のレイアウトを考えたり、高校の先生に当日の持ち物をリクエストしたりと…我ながら厄介な性格です。さて、事前に念入りな草刈りをして、迎えた当日。
皆が到着する1時間半前から現場入りして、耕運機を掛けました。
幸い、前日の夜に雨が降ってくれたお陰で、僕の家庭菜園用のカワイイ耕運機の刃も土に入りました。
見事、皆の到着予定時刻ピッタリに作業を終えて待っていると…。
顔見知りの市の職員さんが、一人でフラリとやって来ました。
それに続いて生徒さんらが姿を現すかと思いきや…そこで打ち止め。
僕の頭の中は、はてなマークで埋め尽くされました(?_?)
つづく