せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第183話.離島の洗礼

志々島の対岸・詫間町にて、音楽イベント「マチ音めぐり」が9/17, 9/18の両日に開催されました。
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一種の町おこしで、屋台が出店したりモノマネ芸人のライブも予定されていました。

そして僕は、その主催者の方にはいつもお世話になっているので、ボランティアスタッフとしてお手伝いする事になっていました。

何と言っても、コロナ禍で久し振りの開催なだけに、成功して欲しいという想いでした。

が、折しも先の3連休は、台風が日本列島を縦断したのは皆さんご承知の通りです。

志々島を行き来する定期船は、17日の昼便を最後にそのまま止まりっ放し。
結局、手伝いはお断りして、島に籠もる事になりました(>_<)

現場の様子は見れず終いでしたが、2日目は風もだいぶ強まって、屋外イベントは屋内で行われたり、夜のイベントは中止になったりと、色々影響が出たと聞いています。

屋台を出した方々は…お気の毒だった事でしょう(^^;)

さて、話は一旦、台風接近前に遡ります。

今月上旬、長野県にお住まいだった60代半ばの男性・Wさんが、志々島に移住して来ました。

ただ、家を一人でリフォームしており、まだ2~3ヶ月は掛かる見込みとの事。

なので、暫くはご本人も落ち着かないでしょうが、とにかく住民が増えるには増えました。
これにより、志々島の人口はジャスト20名です。

そのWさん、台風で船が止まるのを心配して、9/17の昼前に買い物へ出掛けました。

定期船が止まりそうな時、志々島島民に対しては、その可能性が有る事を船員さんも教えてくれます。

が、越して来たばかりのWさんは、まだ島民と認識されておらず。
何も告げられないまま遠出して、欠航前最後の船を逃してしまいました(*_*)

幸い、詫間町には素泊まりも出来る安い宿が有るので、それを紹介して事無きを得ました。

なので、金銭的なダメージは少なく済んだかもしれません。

とは言え、台風が通り過ぎるまでそこで3連泊です。
片道20分の島を目前にして帰れないとは…悲しいものがありますね(T-T)

移住早々、離島ならではの洗礼を浴びてしまったWさんですが、こうやって「NG行動」を知り、みんな大人になって行く訳です(笑)