せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第202話. 5年目を振り返る

4/4が僕の移住記念日。
既に6年目に突入しています。

さて、自分でもうろ覚えで再確認しましたが、5年目のテーマは「選択」でした。

畑に特化したテーマとも言えますが、商売になりそうな物は続けて、可能性の無い物は止めると考えての事だったと思います。

果たして、昨年はミシマサイコとモリンガに絞って畑に取り組みました。
しかし、最終的には畑そのものを止めるという結論に到りました。

農業収入と出稼ぎとを掛け合わせて生計が立てば良いという算段でやって来ましたが、目標の半分どころか1/3にも満たない。

始めから分かっていた事ですが、機械を駆使して大規模にやらないと、商売としての農業は難しいです。

一方で、決して畑に拘る訳ではないので、漁業でも観光業でも、生計が立つなら何でも良いという考えは変わらず持っていました。

でもやっぱり、今の状況ではどちらも商売にはならないのが実状です。

出稼ぎは悪ではないし、それに頼って生活している人達を否定するつもりなど、毛頭ありません。

が、島内で仕事を作るのが理想です。

その日までは、まともな収入が無くても耐えようと、ジリ貧生活を続けて来ました。

しかし、残念ながら僕には知恵も力も足りませんでした。

自分の年齢や預金残高を考えると、この辺りが限界です。

いま方針転換しないと手遅れになる。
そう判断しました。

そこで、島に住み続ける為の最後の手段として、リモートワークに活路を見出す事にしました。

具体的に言うとプログラミングの仕事ですが、以前していた事をそのままやっても「周回遅れ」にしかならないので、新たな技術を習得して職を求めるつもりです。

仕事が貰える保証全く有りませんが、とにかく今は勉強有るのみです。
その為にも、この一年は収入を度外視してバイトも控えたいと思います。

…と、そんな僕の決意を嘲笑うかの様に次々と「公務」が舞い込んで来て、時間が削られて行きます(苦笑)

そして、そんな悩みをも凌駕する位のビックウェーブが押し寄せて来たのですが…その話はまた別の機会に。