大敗を喫した8月の高松オルネ進出。
その1ヶ月後にも出店予約をしていた僕は、立て直しを図りたいと考えました。
時を同じくして、前々回で言及した使い物にならない「かき氷機」をメルカリに出すなら夏の内だなと思い、出品前の最終チェックのつもりで動かしてみました。
そこで気付いたのが、刃の調整つまみが思ったよりも回るという事。
それを回すだけ回し、刃を十分に寝かせた状態で氷を削ってみると…?
ふわふわ氷は無理ですが、及第点のかき氷が出来ました。
要は、正しい使い方を理解せずに、欠陥品だと決め付けていた訳です。
この場を借りてメーカーさんにお詫びします。大変失礼しましたm(_ _)m
メーカー名を出していなかったのが、せめてもの救いです(苦笑)
となれば、チャレンジキッチンでかき氷を提供する芽も出て来る訳です。
猛暑が一段落した微妙なタイミングだったものの、レモネード一本で勝負するよりはマシだなと。
残された時間は僅かでしたが、そこから試作品作りを始めました。
分量・見た目・価格を決めるには、容器選びが先決です。
高松に行けば専門店も有りますが、そこまで行っている時間は無かったので、割高になるのは覚悟の上で、通販で購入しました。
果実感を出す為に、レモンピールもトッピング。一応は色味が付きますが、それだけでは地味過ぎる印象でした。
ここで「バタフライピー」の登場です。
バタフライピーとは綺麗な青い花で、水(お湯)に浸すと色素が溶け出し、水が青く染まります。
美容効果が有ってお茶として飲まれますが、見た目と違って無味無臭です。
面白いのは、レモン汁など酸性の物質を加えると、赤や紫に色が変化する所です。
何かに使えないかと思い、2株だけこっそり栽培していました。
これを利用して、ゼリーを作りました。
残念ながら、ゼリーにして固めるとレモンシロップと合わせても色は変わりませんでしたが、これで夏らしい見た目にはなったんじゃないでしょうか?
こっちはプロモーション用の写真。
前回が前回だけに過度な期待は出来ないとは言え、最低限の準備はしないといけないので、2日間で20〜30杯分を想定してゼリーも作り、当日に備えました。
迎えた出店当日。
お隣りのカフェスタンドのドリンク用バラ氷でもかき氷を作れるかも?とは思ったものの、事前に試す事は出来なかったので、念の為にロックアイスを買って現場入りしました。
がしかし、聞けば前日まで「なにわ男子」のコンサートが行われていて、その為に高松オルネが用意したロックアイスが死ぬほど余っているとの事。
氷を用意して行く必要は全くありませんでした(苦笑)
さて、前回は10時開店でしたが、出足が鈍い事を学びました。なので今回は、11時開店にして夕方まで居座る作戦を取りました。
先ずは初日ですが、直ぐ外ではイベントが行われており、沢山のキッチンカーが所狭しと並んでいました。
フード・ドリンク共に豊富なラインナップで、昼時の高松オルネのお客さんは明らかに少なかったと思います。
結局、かき氷は1杯しか売れませんでした(-ω-;)
続いて2日目。前日より人出は有ったと思いますが、かき氷は見向きもされず。閉店時間が近付いて来たので、諦めて機械を片付けようとしていたら…1杯売れました(^^;)
最終的には、2日合わせて2杯ぽっちに留まりました。
猛暑が続いていたらまだ可能性は有ったかもしれませんが、ちょっと暑い位では氷に手は伸びませんね…。
でも、喉は渇くから冷たい物は欲しいなってなもんで、隣りのカフェではソフトクリームが次々売れていました。
「散々バタついた挙句、1杯しか売れませんでした~」なら笑い話としての出来は良かったのに、何とも中途半端な結果です。
…って、買ってくれたお客様には何とも失礼な話ですが(苦笑)
え、肝心のレモネードはどうだったかって?
そちらは…前回を下回る売上でした(*_*)
リベンジだと息巻いていた訳ではありませんが、わざわざ負けに行く人間も居ないですから、ベストは尽くしたつもりです。
でも、しっかり返り討ちに遭いました(^^;)
「天気がどうだ」「競合がどうだ」と言って来ましたが、知名度も宣伝も売り方も、結局は全てが足りないのが売れなかった原因だと分かっています。
そもそも、シロップを作り過ぎて困っただけの話で、次は生でそのまま売ったり、スライスして冷凍保存しようと考えています。
それで尚余る様であればシロップにする、という位が丁度良いんじゃないかと今は思います。
最後になりましたが、志々島の休けい処「くすくす」では、冬場もホットレモンとして提供して貰おうと思っています。
ご来島の際は、是非くすくすにお立ち寄り下さい!
不定休につき、休みだったらゴメンなさい(笑)
8/22、チャレンジキッチン初日がやって来ました。8時には現場入りしたかったので、朝5時半に島を出ました。
実際はこれだけでなく、僕が提供した写真やデータを元に、高松オルネ側がポスターや立て看板を制作してくれました。
途中焦る場面も有りましたが、結果的には20分余して準備を終えました。
僕の居るキッチンからは少し離れていますが、丁度正反対の方向に位置しているので様子はよく見えます。
この牙城は崩しにくく、レモネードを食事のお供にと考えてくれる人は皆無に等しかったです。
こちらにはレモネードに加えるレモンピールを保管する為、冷凍庫スペースを貸して貰うお願いをしていました。
酷暑続きでこれだけ暑いと、一気に体を冷やせる物や炭酸を欲する気持ちも、哀しい事に理解出来ます。
が、しかし。またしても出店日に合わせて、台風が最接近するなんて予報も出ています(苦笑)
がしかし、テントが思ってた形状とは違って付けづらい…。
約1年間の長期保存が効くというのが決め手でした。生で売ろうとしても、こうは行きません。
これでは生活出来ないと、それ以降に出来たシロップは加工業者の方(以下、Aさん)に預かって頂く事にしました(^^;)
宣伝用の「のぼり」も立てました。ベースのデザインは既成の物で、文字だけはオーダーメイドです。
もう1つは高松遠征です。
出店希望者を募り、日替わりで様々な飲食店が商品をテスト販売できる実験的な場です。
しかし、栽培適期から1ヶ月遅れだった為か成長スピードが遅く、出店には間に合わないとミント作りは断念しました。
実はレモネードだけではなく、シロップを使ったかき氷も提供出来ないかと考えたりもしました。
ふわふわ氷も作れるとの触れ込みでしたが、実際は普通レベルだし、電動の割に削るスピードも非常に遅いです。
しかし時間が掛かり過ぎるので、業務用としては使えんなと結論付けました。
氷を投入し、満を持してスイッチを入れました。
合わせて3万円近く、クーラーBOXはこれまた本体だけで重さ10kgの代物です。
以前、モニターツアーでインバウンド相手に行なった物です。
そして、藁はそのまま使える物ではなく、不要な部分を捨てて要る部分を残す「お掃除」が必要です。
会場となるサンポート高松は、駅や高松オルネとは目と鼻の先でした。
なるほど、確かに屋内は涼しくて快適でした。
アート繋がりとは言え、どちらも粟島の伝統・文化とは無関係なものです。
30歳•40歳と、10年毎に開かれた時にも出席して来ましたが、今年は50歳の節目の年である為、同級生の近況や生き様を知りたくて、船と飛行機とバスと電車を乗り継いで帰りました。
小ぢんまりとしていますが、通っていた幼稚園も近いので馴染み深い場所です。
埼玉から来た女子が1人居た位で、概ね近所に住んでいる様でした。
でも、帰宅して台所に侵入して来る蜂と格闘したら、一瞬で現実に引き戻されました。
かつてはお城の石垣や墓石に用いられた「青木石」という石の一大産地で、そんな歴史的背景もあって、バス停の駅名にも石が使われています。
この界隈の島々は仕事や遊びなど何らかの目的で一度は行った事が有るものの、広島だけはまだ上陸した事が有りませんでした。
広島にはフェリーと旅客船が出入りしており、その2つを合わせれば(志々島と比べたら)十分な便数が有ります。
さて、事前に来島予告していた僕を、Kさんご夫婦が出迎えてくれました。
港には立派な待合所が有って、ピザ店が併設されています(お昼はそこの猪ピザを頂きました)。
近代的な公衆トイレが幾つも有り、その中の一つは最先端の循環式水洗トイレだとか(写真は港にあるノーマルなトイレ)。
また、商店は10年前に一度全滅してしまったそうですが、高松の企業さんがカフェ併設の形で復活させようとしています(キャッシュレス決済も可)。

ただし、広島が「元気な理由」はそれだけではなく、地元のNPO法人や協議会がしっかり機能していており、移住者を受け入れて仕事も与えられる体制が整っている事も一因かと思います。待合所でも、若い移住者がバイトしていました。
そして、島でお店(ゲストハウス?)もオープンさせようとしています。非常にエネルギッシュで、ただただ頭が下がります。

完全な夏日だったので、王頭山(標高312m)の登山は断念。それは次回への宿題として、広島を後にしました。