せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。香川県の離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第34話.志々島大運動会

先週の土曜日、志々島(ししじま)で大運動会が開催されました。
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一昨年は雨、昨年は曇りだったそうですが、今回は晴天に恵まれました(^_^)v

島民の親戚縁者や、今は島外に住んでいる志々出身の方々など、沢山の人が集まりました。

例年、島で一番若い人間が選手宣誓を務めるそうですが、今年は一番若い子が運営側の一員になってしまった為、僕が代わって宣誓を行いました(^^;)

参加者は、赤・青の2チームにランダムで分けられます。
各チーム20名で、子供からお年寄りまでゴチャ混ぜのメンバー構成です(  ̄▽ ̄)

各種目ごとに勝敗を競う訳ですが、勝ち敗けに関わらず、全参加者に同じ賞品が与えられます。

非常に平和的なルールで、幼稚園の頃の運動会を思い出しました(笑)

ちなみに種目は、以下のラインナップです。
どんな内容かは、タイトルから想像してみて下さい。

・玉入れ
・志々島釣りバカ日誌
・パン食い競争
・豆運び競争
・志々島お掃除大作戦
・綱引き合戦
・○×クイズ

さて、終始和やかムードの中で進行していましたが、チーム選抜メンバー10名による綱引きだけは例外。

自治会長さんを筆頭に皆が本気モードになり、ピリピリした空気になりました。

…というのは言い過ぎですが(笑)、僕も玉入れとか夢中になっちゃったりで、そういう気持ちが分からなくもないです。

僕の属する赤組が大半の種目で勝利したものの、総合優勝的な名誉も表彰も無し(笑)

とにもかくにも、人の賑わいも含めて、島にとって大切な行事だと再認識しました。

第33話.一長一短

ブログ開始当初、居室のリフォームについて書きましたが、台所についてまだ触れていなかったので、今更ながら紹介したいと思います。

元々は、離れに隣接した納屋でした。
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母屋の台所をリフォームしても、居室と余りに遠くて不便なので、ここを台所として使わせて貰う様、お願いしたのでした。

で、これが現在の様子です。
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水回りや電気の配線は別として、天井や壁は状態が良かったので、殆んど手を加えていません。

その代わり、虫は入り放題ですが…(^^;)

気休めに過ぎないと分かりつつ、カバー付きの水切りを使ったりと、ささやかな抵抗を試みています。
はっきり言って、なかなか乾きません(笑)
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流しとガス台は、捨てられた物を拾って来て頂いた為、pricelessです( ´∀` )b

さて、何と言ってもここの特徴は「土間」です。

メリットとしては、
・やや涼しい(冬は寒いでしょうけど)
・水をこぼしても、あっという間に乾く
・虫を踏んづけて殺せる
…などが挙げられます。

また、台所本来の機能とは無関係ですが、頭を坊主にするのに便利です。

剃った髪の毛は、土間に落ちると砂や埃と混ざってクチャクチャッとなるので、頑張って掃き掃除をせずとも、その内無くなります。

デメリットは、食べ物や食器を落としたら一巻の終わりという点です。

いわゆる割れ物に関しては…致死率100%ですね(苦笑)

ともあれ、今のところ土間にはメリットの方を多く感じています。

第32話.シャワールーム~夏の陣~

以前、我が家のシャワールームについて書きましたが、今回はその後の話です。
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朝晩はだいぶ涼しくなって来たものの、日中はまだ蒸し暑く、蚊の数も最盛期を迎えています。

一日の作業を終えると、シャワーを浴びて一息ついてから食事の支度…というのが僕の生活パターンですが、日の沈まない内にシャワーを浴びようとすると大変な事になります。

何故ならば、シャワールームの扉を開けて閉めるまでの僅かな隙に、大量の蚊が飛び込んで来るからです。

そうなったら最後、扉を開けても更に蚊の侵入を許すだけなので、追い出す事も出来ません(*_*)

そのままでは体中ボコボコに刺されてしまうので、体を洗う前に全ての蚊を「始末」する必要が有ります。

正直数えてる余裕なんて無いですが、多い時は一度に10匹以上の蚊を叩き潰したと思います。

もちろん、その間も無傷では済まないので、ホントに手を焼きました(~_~;)

そんな事を何度か繰り返す内に、日が暮れて真っ暗になれば、蚊も殆んど出て来ない事に気付きました。

それ以来、他の用事をこなして暗くなるのを待ってから、シャワーを浴びる様になりました。

押してもダメなら引いてみな的な?負けるが勝ち的な?発想ですね。

分かってしまえば簡単な事ですが、なかなか気付かないものですよ(言い訳)

ちなみに、まだ五右衛門風呂には手を付けていません。

もう少し涼しくなって来たら、また考えます…(´ー`)y-~~

第31話.セルフサービス

東京に居た時、「独り暮らしなのに何でこんなにゴミが出るんだろ??」と不思議に思っていました。

が、それは志々島で暮らしていても変わらずで、ポリバケツが直ぐに一杯になります(*_*)

瓶・缶・ペットボトルについては、集積所に置いておけば、月に一度船が回収に来てくれます。

しかし、それ以外の生ゴミ・燃えるゴミは、自分で処理しなければなりません。

生ゴミは自然に帰るので、海に捨てる事が許されています。

海は家から目と鼻の先に在るものの、こまめに捨てに行くのは面倒臭いので、溜め込んでからまとめて捨てに行きます。

だから、ポリバケツの中身は相当腐敗が進んでしまいます(^^;)

もう一方の燃えるゴミですが、これは自分で燃やします。

現状、隣の空き家の敷地にドラム缶が置いてあるので、そこにゴミを詰め込んで火を点けます。

煙草を吸わない僕は、そもそもライターの扱いすら馴れておらず、燃え上がる炎は恐怖でしかありませんでした(苦笑)

加えて、ビニールでもプラスチックでも、燃やせる物は全て燃やすので、恐らく有毒ガスもたっぷり出ていると思います(  ̄▽ ̄)

ただ、引っ越し以来使っていたそのドラム缶もボロボロになり、限界を迎えています。
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共有の大きな焼却炉が海沿いに在るのですが、少し遠いのでこれまた行くのを面倒に思っています。
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多くの人達は、自分の家の敷地に一斗缶を置いて、少しずつ燃やしてるみたいですね。

火を焚くと、蚊が煙を嫌がって居なくなるなんて効果も有るそうなので、僕もそうしようかな~とか考えています。

ともあれ、一週間に何度もゴミ回収が来てくれる都会での暮らしが、いかに恵まれているかを痛感します。

回収日にゴミを出し忘れて一喜一憂していた頃が懐かしいですね(笑)

第30話.カニ漁ヴァージン

志々島(ししじま)の島内を歩いていると、陸ガニ?をよく見掛けます。

が、残念ながら食べるには小さいので、ただ見送るのみです(笑)

そんな訳で、先日初めてのワタリガニ漁に行って来ました。

漁期は7~11月ですが、実際はそれ以外の期間も居るらしいです。

そもそもボクは、瀬戸内海でカニが獲れると知りませんでしたが(^^;)

漁では、1つ1反(約991平方メートル?)の網を25組繋げて使いました。

特に長さが決まっている訳ではないそうですが、これによって後々大変な思いをする事になります…。

さて、当日は朝の6時に出発し、網を入れるだけで1時間半掛かりました。

僕が漁船を操るのが久し振りで、なかなか思う様に行かなかったのもその一因です、はい(-_-)

それから3時間後、仕掛けた網を引き揚げに行きます。

自治会長さんがウィンチを駆使しつつ網を揚げるのですが、建て網漁よりも水深の深い場所(10m前後)なので、引き揚げるのに結構力が要るそうです。

その間ボクは網を揚げ易い様に、漁船を進めたり停めたり、左右に向けたりしてアシストします。

腕力こそ必要としないものの、長い長~い網を揚げるのにただでさえ時間が掛かるのに加え、この日も蒸し暑く、ヒドイ睡魔に襲われて目を開けているのがやっとでした(苦笑)

2~3匹獲れたら御の字だと思っていましたが、結果は…大小合わせて11匹と上々( ´∀` )b

が、大変だったのはこの後。

台風等の影響なのか、おびただしい程のミル(海藻)が網に掛かりました。
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普段はこんな事無いそうですが、次の漁に備えて網に掛かったミルを全て取り除かなければなりません。

その作業だけで、2人掛かりでもTOTAL1日を要しました(*_*)

ボクも分け前を頂き、皆さんのアドバイスに従って、シンプルに蒸して食べました。

こういった贅沢食い自体、初めてに近いと記憶してますが、カニ味噌は濃厚で美味でした!
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今回は、日頃お世話になっている島のお年寄り達にカニを振る舞いたいという趣旨に賛同して漁に出ましたが、自分の為なら正直ここまで頑張れないですね(^^;)

大人しく「カニかま」でも買って食べた方がコスパが良いです(笑)

第29話.タンカーのお仕事~ガステスト編②~

さて、前回の続きです。
最後のテストを終えると、残るはオーナー(買い手)への引き渡しのみとなります。

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タンカーは神戸港に到着しますが、着岸せずに海の上で引き渡しを行います。

理由として、一つは神戸港ではタンカーを停められる場所が非常に限られている為。

もう一つは、天然ガスを捨てずにそのまま引き渡すケースも有り、危険物を積んだまま入港出来ない為、との事です。

で、役目を終えた我々「賄い班」は、タグボートに乗ってタンカーを脱出します(笑)

重いスーツケースを抱えて、ボートに乗り移ります。

港までほんの10~15分の距離ですが、その間に弁当を食べる様に言われ、着岸までにかっ食らうという慌ただしさ…。

毎度そうですが、逃げる様に帰りました(^^;)

余談ですが、オーナーは日本企業であるにも関わらず、船員はインド人やフィリピン人といった外国人が多かったりします。

インドの人達はベジタリアンだったり、豚が駄目だったり、ナンを沢山食べたり、レトルトのカレーを持ち込んで湯煎を頼んで来たりと、難しくも面白い存在でした(笑)

第28話.タンカーのお仕事~ガステスト編①~

8月は、志々島(ししじま)に居られたのは6日間のみ。

それ以外はずっと、タンカーに乗っていました。

タンカーの仕事については以前説明した通りですが、今回はその中の「ガステスト」の話をします。

いわば「納品前」の最終テストで、実際にタンクに天然ガスを充填して運んでみる、というのが主な内容です。

香川の造船工場を出て、千葉県の袖ヶ浦まで行き、4日間掛けてガスを充填します。
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そして高知県沖まで戻り、ガスを放出します。
これにまた3~4日掛かります。

最終的にタンカーを引き渡すのは神戸の港ですが、ガスを積んだまま入港するのは危険なので許されておらず、それゆえガスを捨てる必要が有ります。

ちなみに、天然ガスのお値段は数千万円だとか(*_*)

とんでもない出費ですが、当然それでも利益が出るのですから…取引の規模が伺えますね(笑)

この様に、ガスの充填・放出に時間が掛かる為、2週間強の航行になる訳です。

まあ…長いっス(苦笑)

次回は、最後の「引き渡し」について書きたいと思います。