せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第207話. 夏の新アイテム

最近、立て続けにECサイトで買い物をしています。

決して羽振りが良くなった訳ではなく、それが「有る場合」と「無い場合」とを天秤に掛けて、最終的にどちらが得か?(節約になるか?)を考えての事です。

その中から、具体例を二つ紹介したいと思います。
商品の購入ページに誘導して、アフィリエイトを得ようという話ではないのでご安心下さい(笑)

一つ目は、小型のコードレスクリーナーです。
f:id:goumonkobura:20230812155856j:imageもちろん、普通の掃除機は持っています。
では、なぜ小型のクリーナーが必要かと言うと、大きな掃除機では入り込めない場所の掃除をする為…ではありません。

今の家に虫が多過ぎる事は、何度も言った通りです。
それは仕方ないとしても、殺した虫をティッシュ等で包んで捨てるのは、紙が勿体無いと常々思っていました。

そんなある日、お隣りの粟島に用事で行った時の事です。

知り合いの方が屋内に入り込んだ虫をクリーナーで吸って退治するのを見て、「おお、これだ!」とアイデアを丸パクリさせて貰いました(笑)

ただ、手頃なクリーナーを探すのには難儀しました。
8時間充電で使用時間は15~20分とか、信じられないスペックの物も少なくなくありません。
使用時間が長い物を探せば、その分お値段が高くなったりと、あっちを立てればこっちが立たずの状態。

それでもしぶとく、オンライン・オフラインを問わず様々な店を探しまくり、ようやく納得の行くスペックのクリーナーを見付けました。

これによって、ティッシュの無駄遣いは殆んど無くなりました。
何より、無害のダンゴムシを殺さずに済みます。あいつらが一番多いので…(苦笑)

二つ目は、冷風機です。
f:id:goumonkobura:20230812155944j:image近年の夏の暑さは尋常ではなく、エアコンが欠かせませんよね。

もちろん今の家にもエアコンは有りますが、部屋が広くなった分、寝床には風が届きにくい状況でした。

一方で、エアコンの冷気にずっと当たっていると体に悪いので、夜通し点けっぱなしにはしたくありませんでした。

更には電気代の高騰。

で、思い付いたのが冷風機です。
気化熱を利用して冷気を送るという仕組みですが、やっぱり使ってみない事には分からないので、これは一種の賭けでした。

結論から言うと…暑さの緩む朝晩なら充分役に立つと思います。

流石に35度を超える日中ともなれば、エアコンで部屋全体を冷やさないと厳しいです。

でも他の時間帯なら、スポット的な冷風を送るだけで涼めるので、電気代の節約に一役買いそうです。

…って、これだけだと離島ならではの話になりませんが、ここは電気屋も何も無い志々島。

エアコンを新たに取り付けるのも容易ではないので、値段の安い冷風機は選択肢の一つとして「アリ」なんじゃないかと思います。

第206話. 油断大敵

コロナを理由に(コロナにかこつけて?)ずっと東京に帰っていませんでしたが、7月初頭に久し振りの帰省を果たしました。

ミュージカルを観たり、普段はなかなか味わえないチェーン店の料理を堪能したりと、都会にどっぷり浸かって来ました(笑)

さて、島に帰って荷を解いたり片付けをしている最中、土間の台所に出ようとサンダルに足を入れようとした時、ハチが顔を覗かせている事に気付きました。
f:id:goumonkobura:20230718184017j:image実はその頃、我が家の玄関の天井裏に「キイロスズメバチ」が巣を作っていました。

如何せん、ハチの出入り口は軒と壁との僅かな隙間で、手持ちの撃退スプレーでは先端が大きくて入らない為、東京から帰った後で対策を練ろうと考えていました。

その仲間であるに違いないハチが、留守中に台所に侵入した訳です。

さあ困ったぞと思いましたが、ここで大きなミスを犯してしまいました。

これはあくまでも靴やサンダルを履いている場合ですが、今やゴキブリやムカデを見付けたら踏み潰すのが定石となっています。

その為、すっかり足癖の悪くなった僕は、手よりも先に足が出る様になりました(笑)

何かしら棒状の物を使えば良かったものを、「武器」を探す時間を惜しんで、足の先でハチを追い払おうと試みました。

しかも季節は夏、完全な素足です。

次の瞬間、足の親指に激痛が走りました(*_*)

志々島に住んで5年以上経ちますが、ハチに刺されたのはこれが初めてです。
それ故の油断、としか言い様が有りません。

ムカデに噛まれた場合に倣って、熱いお湯に足を浸けてみましたが、初動の遅れで毒が回ってしまったのか、痛みはあまり軽減されず(-ω-;)

翌日まで歩行困難な状態が続きました(苦笑)

やがて痛みは引きましたが、どうやら二回目がヤバイらしいですね。
アナフィラキシー・ショックってやつです。

エピペンという薬を用意しておいた方が良いという話ですが、なかなかのお値段がするそうで…。

現在、島の診療所に置いて貰えないものか、看護師さんに相談中です(^^;)

その後、新たな撃退スプレーを購入して使った結果、ハチの出入りは無くなった様に見えます。
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一度追い払えば(殲滅出来れば)、少なくともその年の内に巣は作られないそうです。

「もう同じ轍は踏むまい!」とは思えども、自分の家だけでなく、島の展望台のハチの巣も駆除しましたし、ハチと直接対峙する機会をゼロにしない限り、いつ何が起きても不思議ではないでしょう。

たった1つの選択ミスによって、時限爆弾を体に埋め込まれた様な気持ちです(>_<)

それにしても、新しい家は虫が多い!多過ぎる!

もはや、呼吸する様に虫を殺しています(笑)

第205話. シン・台所事情

「台所事情」という言葉。
金銭のやり繰り状況などに使われるのが一般的ですが、今回はホントの台所の話です。

新居の台所は、前の家に比べるとだいぶ狭くなりました。

と言うのも先ず、井戸の跡が台所内に有ります。
これを破壊するのは容易ではないので、蓋をしてゴミ関係の物を置くスペースに使っています。

それから、おくどさん(かまど)の跡も有ります。f:id:goumonkobura:20230622154544j:imageどのみち使うつもりは無かったですが、前の住民(移住者)の為に向かい側にトイレが作られた為、完全なデッドスペースになっています。

更には流しがタイルとセメントで出来ており、便利な流し下の収納も有りません(>_<)
f:id:goumonkobura:20230622154632j:imageなので少なくとも、収納スペースを別に設ける必要が有りました。

ただし、単なる棚の様な物では不安です。
虫の多いこの島では、食材や調味料・食器を剥き出しで置いておく事は非常に不衛生だからです。

これには参りましたが、幸い予備の冷蔵庫を持っていたので、それを収納庫として利用する事を思い付きました。
容量的にも堅牢性においても、打って付けです(^_^)v
f:id:goumonkobura:20230622154705j:image非ステンレス製の流しというのも初めてでしたが、使っている内にそれ程気にならなくなりました。

ただし、土間と同じく、食器を落としたら一巻の終わりだと思ってます(苦笑)

また、前述の通り虫が多いですが、それはもう前の家を遙かに凌ぐレベルです。

こと台所に関して言うと、入り口を開閉する時にハエやハチが高確率で飛び込んで来ます。

令和の時代にハエ取り紙のお世話になるとは思いませんでしたが、流石はロングセラー。
ハエの絶対数が多いだけに、効果もデカいです(笑)f:id:goumonkobura:20230622154822j:imageそれよりも何よりも、一番困ったのは天井の雨漏りでした。

引っ越し前に電気を開通させて、各所をチェックしてみたのですが、台所の照明だけがどうやっても点かない。

おかしいなぁと思って照明のカバーを外してみると…中から水がザブーンと溢れて来ました(*_*)

それでようやく、雨漏りで照明が水没したのが原因だと分かりました。

いくら何でも暗闇で料理したり火を使ったりするのは危険なので、大工仕事の得意な前自治会長さんに相談し、一緒に屋根の修理をして貰いました。

が、しかし。
一度・二度、三度やっても雨漏りは収まらず(-ω-;)

その間に梅雨入りしたので、雨が降る度に照明の付け外しを繰り返しました(苦笑)

怪しいエリアは明らかであるにも関わらず、原因箇所をピンポイントで特定するまでには到らず。

最後は奥の手として、屋根瓦の上からトタンを張り、怪しいエリアに直接雨が当たらない様にして貰いました(^^;)
f:id:goumonkobura:20230622154903j:imageお金は掛かりましたが、生活の為には仕方無いです。

ともあれ、お蔭様で雨漏りは止まりました。
写真は今の照明で、水没した物は既に捨てました(苦笑)f:id:goumonkobura:20230622154924j:imageちなみに、勝手口も古い引き戸のままだったので、サッシを入れました。
レール部分がぶっ壊れていたので、これも直さざるを得ませんでした。f:id:goumonkobura:20230622155012j:image
f:id:goumonkobura:20230622155032j:image前の住民(移住者)はよくこんな状態で暮らしていたなと、逆の意味で感心します(笑)

第204話. From 志々島 to 志々島

唐突ですがこの度、家主さんのご意向により、丸5年住んでいた家を出る事になりました。

最初にフワッと話を聞いたのは2月だったと記憶していますが、そこからの急展開。

シャワールームやトイレ等の大型の私物は別として、体は4月中に退去して欲しいというのが家主さんのご希望でした。

1年後なら自分の身の振り方も決まっていたかもしれないので、もう少し待って欲しかったというのが正直な所です。

でも、これまで住まわせて頂いた事には感謝しかないので、駄々をこねたりせずに申し出を受け入れました。

これまで住んでいたのは東の集落ですが、直ちに移り住める様な家は在りませんでした。

一方で西の集落には、3月まで他の移住者が暮らしていた空き家が在りました。

ただし、屋内にポケットWi-Fiを置いても電波が入らない所(*_*)

これから自分がやろうとしている事を考えると、ネットが繋がらなければ元も子もありません。
駄目なら島を出ざるを得ないかな…と考えたりもしました。

がしかし、外の道沿いの軒下にWi-Fiをぶら下げたら、屋内のスマホやパソコンでもどうにか受信出来る事が分かったので、その家に引っ越しさせて貰う事に決めました。
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さて、年末の大掃除をしない事には定評が有る僕。
東京最後の4年間から通算すると9年間、大規模な掃除はして来ませんでした(^^;)
(もちろん、細かい掃除はしています)

でも、家主さんの顔も知っている家を明け渡す上で、流石に散らかしっ放しには出来ないので、ホントに久し振りに本気で掃除をしたつもりです。

何でもかんでも納屋に放り込んであったりと、如何にデタラメやって来たか、身に染みて分かりました(苦笑)

それはさておき、引っ越し手段は主にリヤカーです。

元の家から引っ越し先まで、手ぶらで歩けば片道10分。
重たい荷物を積んだリヤカーを引きながらだと、15分は掛かる距離です。

一度に積める量や載せる物のサイズには限度が有るので、パラパラとしか運べません。
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写真は、テレビ・DVDレコーダー・コタツ(コタツ布団含む)・座椅子という引っ越しの「花形スター」をまとめてリヤカーに積んだ時の様子。

タツの足を外せばコンパクトになるのに、強引にそのまま積み込んでいるのは、僕の面倒臭がりな性格の表れです(笑)

また、引っ越し先は部屋数が多いにも関わらず、前の移住者は一部の部屋にしか畳を入れていなかった為、元の家で使っていた畳を8枚運びました。

幸い、トイレやシャワールームは引っ越し先に備わっていたので、それらを運ぶ必要は有りませんでした。

それでも、引っ越し前後の家を一体何往復したのか、数え切れません。
てか、数える気にもなりませんでした(苦笑)

ちなみに、志々島には車が走っていません。
仮に車が有っても、走れるのは港沿いの道路だけですし、ある地点の道幅が狭過ぎて、それ以上先には進めません。

それでも構わないから島に軽トラが欲しいなぁ…と、今度ばかりはつくづく思いました(^^;)

余談も余談ですが、荷解きも出来ていない引っ越し直後に料理をするのって、なかなか難しいですよね。

東京に居た時はサクッと外食で済ませてしまう事が可能でしたが、志々島ではそうも行きません。

冷凍食品を少し用意していたものの、それだけでは足りないかもと考えて、念の為引っ越し前にカレーを作っておきました。

そのカレーも、鍋のままリヤカーに載せて運びました(笑)

冷蔵して冷え固まったので意外と安心でしたが、平らな道ばかりではないので、慎重に慎重に運びました。
お陰で余計に時間が掛かったので、やらなきゃ良かったと少し後悔(^^;)

世界広しと言えど、引っ越し時にカレーを運んだ人間は僕ぐらいじゃないかと自負しています。

実は味噌汁も有りましたが、流石に鍋のままでは無理だと思い、魔法瓶に移し替えて運びました(笑)

何日かに分けて行なった今回の引っ越し。
拠点を一気に新居へ移した当日に関しては、2万歩を記録していました(ネット調べで約14km)。

大した歩数ではないと思う方も居られるでしょうが、リヤカーを引きながらだと結構な運動でした(苦笑)

第203話. 友来たる

東京の小中学校時代の同級生が、愛媛県のとあるお寺に婿入りしたのが(恐らく)今から16年前の事。

志々島に移住する以前、純粋な観光で愛媛に行った時に1回。

移住を決めた直後、近所と言うには遠いけれどもやっぱり「お隣さん」なので、報告をしに行ったのが1回。

つまり、この7~8年の内に彼とは2回会っています(以降、Y君)。

いずれも「お接待」を受ける形で、すっかりご馳走になってしまいました。

なので最後に会った時に、「船を自由に操って、漁で魚も獲れる様になったら、志々島に招待してお返しするよ」と約束して別れました。

そして移住から丸5年が経ちましたが、何も成し遂げていない自分が居ました(苦笑)

しかし、前回のブログで述べた様に、この先どうなるかも分からぬ身の上なので、お礼をするなら今このタイミングしかないと考え、Y君を島に招待する事にしました。

お坊さんという職業柄、Y君も平日なら比較的休みを取り易いとの事でしたが、如何せん急なお葬式等が入ると来れなくなるかも?といった状況。

来島の第一候補は、4/6~4/7の二日間。
直前の予報では、曇り気味だけれど両日共に雨は夜中から明け方に掛けて降るだけとなっていました。

Y君から、「月の後半も行けそうな日は有る」と言われていたものの、天気も仕事もその時になってみないと分からない。

ならば、確実に来れる時に来て貰った方が良いだろうと、半ば強引に招待する日を4/6と決めました。

状況を見て判断するつもりだったので、ゲストハウスは予約しませんでした。
僕の家に泊めて、食事もして貰おうという算段です。

迎えた当日。
漁船を借りて、最寄りの港までY君を迎えに行きました。
f:id:goumonkobura:20230422155830j:image彼はアウトドア派なので、準備万端な様子。
ウチには寝床が1つしか無いと聞いて、いざとなったら寝袋を持って来るつもりだったみたいです(笑)

確かに寝床は1つですが、僕はこたつ&座椅子が一番よく眠れるので、布団はY君に譲りました(o´∀`)b

それはさておき、翌日の午前中は雨予報になった為、その日の内に島内観光を済ませてしまおうと、数少ない観光スポットを全て回りました(半日で充分)。
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f:id:goumonkobura:20230422155936j:image食事は前日から用意していた猪肉カレーや、今が旬のボラを使った味噌仕立てのスープ。

野菜も、島の畑で採れた物を多少使いました(人からの貰い物ですが)。

そんな風に、事情の許す範囲で地の物を食べて貰おうと努めました。
ちなみに写真は有りません(笑)

計4食振る舞いましたが、人に料理を食べて貰うのは人生で2~3回しか経験しておらず。

当然ながら普段より洗う食器が多く、世のお母さん達は大変だろうな~と思いを馳せたりしました。
この点は独り身のメリットですね(苦笑)

そして翌日。
予報が変わって、昼になっても雨は止みませんでした。

雨が降ったら何も出来ない、という島の日常を知って貰う機会になったとは思います(笑)

ともあれ、出来れば三豊市の周辺観光にも連れて行ってあげたかったので、雨が上がる事を祈りました。

すると、次第に雨が弱まる予報に変わったので、そのタイミングを見計らって島を脱出しました。
f:id:goumonkobura:20230422160003j:image※写真はY君による隠し撮りです(笑)

が、船を出して暫くすると、再び雨が(>_<)
Y君に操縦席の窓を拭いて貰って視界を確保しつつ、どうにか対岸の港に到着。

しかし、弱まるどころか更に風雨が強まり、行ける所も限られてしまいました(^^;)

ホントは父母ヶ浜や高屋神社にも案内したかったのですが、観音寺市銭形砂絵だけ一緒に見て終了。

Y君とはそこでお別れしました。

5年振りの再会に、もちろん感慨深いものは有りましたが、その時はホスト役を務め終えた安堵感が強かったです。

でも、少し時間を置いてからこうして文章をまとめている内に、小学校の頃の事が思い出されたりして、再会の地が香川県の離島になるとは、人生って面白いなぁとつくづく感じました。

第202話. 5年目を振り返る

4/4が僕の移住記念日。
既に6年目に突入しています。

さて、自分でもうろ覚えで再確認しましたが、5年目のテーマは「選択」でした。

畑に特化したテーマとも言えますが、商売になりそうな物は続けて、可能性の無い物は止めると考えての事だったと思います。

果たして、昨年はミシマサイコとモリンガに絞って畑に取り組みました。
しかし、最終的には畑そのものを止めるという結論に到りました。

農業収入と出稼ぎとを掛け合わせて生計が立てば良いという算段でやって来ましたが、目標の半分どころか1/3にも満たない。

始めから分かっていた事ですが、機械を駆使して大規模にやらないと、商売としての農業は難しいです。

一方で、決して畑に拘る訳ではないので、漁業でも観光業でも、生計が立つなら何でも良いという考えは変わらず持っていました。

でもやっぱり、今の状況ではどちらも商売にはならないのが実状です。

出稼ぎは悪ではないし、それに頼って生活している人達を否定するつもりなど、毛頭ありません。

が、島内で仕事を作るのが理想です。

その日までは、まともな収入が無くても耐えようと、ジリ貧生活を続けて来ました。

しかし、残念ながら僕には知恵も力も足りませんでした。

自分の年齢や預金残高を考えると、この辺りが限界です。

いま方針転換しないと手遅れになる。
そう判断しました。

そこで、島に住み続ける為の最後の手段として、リモートワークに活路を見出す事にしました。

具体的に言うとプログラミングの仕事ですが、以前していた事をそのままやっても「周回遅れ」にしかならないので、新たな技術を習得して職を求めるつもりです。

仕事が貰える保証全く有りませんが、とにかく今は勉強有るのみです。
その為にも、この一年は収入を度外視してバイトも控えたいと思います。

…と、そんな僕の決意を嘲笑うかの様に次々と「公務」が舞い込んで来て、時間が削られて行きます(苦笑)

そして、そんな悩みをも凌駕する位のビックウェーブが押し寄せて来たのですが…その話はまた別の機会に。

第201話. 200回突破に添えて

ブログ開始当初は、短文ながらも3~4日に一度は更新していました。

が、閲覧数が更新頻度に比例しないと気付き、それからは10日に一度に切り替えました(^^;)

以降、誰に頼まれた訳でもないのに意地でそのルールを貫き、めでたく200回の大台を突破しました(≧∇≦)b

これも一重に、僕の無駄話にお付き合い頂いている読者の方々のお陰です。

記念回に相応しいエピソードが有れば良かったのですが、先日のブログで語った通り、色々と「公務」で忙しくしているのに書ける事が有りません(^^;)

あ、でも、忙しいと言いつつ、自営業(無職?)という立場を利用して、WBCの準決勝・決勝はちゃっかりリアルタイムで観戦しました(笑)

話を戻すと、個人的に不可避な大事(おおごと)が待ち受けていたりもするのですが…それまた本決まりになるまでは話せません(苦笑)

そうした状況が祟ったのか、最近は閲覧数もメッキリ減りました。
目新しい話も無くなり、書いている本人が楽しくないのだから、読み手もまた然りでしょう。

そこで、これを境に10日に一度の更新を止めて、不定期連載にしようと思います。

無理して捻り出すよりは、興味を引く出来事が有った時だけ書いた方が、質も上がるというものです。

何より一番の理由は、ブログを書き上げるのに時間が掛かり過ぎる事です。

前述の通り、無い所からネタを出す為の考える時間。

語尾や接続詞、「てにをは」まで拘ってしまうタイプなので、文章を前に持って来たり、後ろに持って行ったり。
そうやって推敲を重ねる時間。

やらなければいけない事が山積している今、僕には時間が必要です。

ただ、完全に止めてしまうのは忍びないので、面白い事・知って欲しい事が有れば報告する形が望ましいかなと思い、不定期連載という結論に到りました。

例年通り、来月前半には一年の振り返りをさせて頂きますので、引き続き宜しくお願いしますm(_ _)m