せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第214話. 続投か、退任か?

消去法で自治会長に選ばれてから、2年の月日が流れました。
会長の任期は2年。
今月で任期満了となる為、スパっと辞めようと考えていました。

そもそもリーダータイプではないと自覚していますし、大勢(5人以上?)の前で畏まった話をするのも苦手。

最善を求めて出来る事はやったつもりですが、未熟さ故に至らない点も多々有ったと思います。

何より、大半の住民が自分よりも遥か年上のセンパイで、分不相応とはこの事です。

こういうのは、人生経験豊富なご年配の方がリタイヤ後に務める名誉職の様なものだと
つくづく思いました。

これらは「適性」の問題ですが、それとは別に
「時間」の問題が非常に大きいです。

この先ここで暮らし続ける為には、生計を立てる事を第一に考えなければなりません。
にも関わらず、お金にならない事に脇目を振ってばかり…(^^;)

そしてまだ言える段階ではないですが、もしかすると大規模なプロジェクトに関わるかもしれません。

なので、任期キッチリで辞めるのが自分にとっても皆にとっても良いだろうと思った訳です。

その一方で、会長職に就いていた方が進め易い事も有るだろうなぁ…と思ったり。

自分の中での考えが、二転三転・四転五転・六転七転…といった具合に、結論が日替わりで変わる日々を送っていました。

そして先日、年に一度の島民総会を開催しました。
当日の朝になって僕が出した結論は、次の3つです。

自治会長に立候補はしない
・東京から移住して丸5年となるご婦人を推薦する
・自分も推薦された時は、皆の判断に任せる

迎えた自治会長選。
僕も推薦されて、結局は僕とそのご婦人との決戦投票となりました。
投票と言っても、出席者はたかだか12名です(笑)

投票(挙手制)の結果、僕を除く全員からの支持を受けました。
それならばとその結果を素直に受け入れ、自治会長を続投させて貰う事に決めました。

何故イバラの道を選んでしまったのだろう?と我ながら思います。

でもこれで、余りそうだった名刺を焼却処分しなくて済みそうです(笑)
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但し、少しでも自分の負担を減らそうと、自治会長と兼務して来た「衛生委員」だけは先のご婦人に託しました。
※衛生委員とは?…町内清掃の音頭取りやゴミ集積場の管理を行なう役職

こうして仕事を減らそうと思ったのも束の間、「志々島公式サイト」の引っ越しを余儀なくされました。

これまで使っていたホームページ作成サービスが、4月から無料プランの機能を制限する(グレードダウンする)とアナウンスしたのがその理由です。

そりゃあ、タダで何でもやらせてしまっては企業も商売上がったりですから、文句は言えません。
むしろ、今まで有難うという気持ちです。

で、急遽別のサービスへの乗り換えを検討して、良さげな物を見付けたので、移行作業に取り掛かりました。

ちなみにホームページの運営は、自治会長の役目でもなければ、そもそも仕事でもありません。
謎の使命感でやってます(笑)

写真や文章をポコポコ配置して行くだけで簡単にホームページを作れるのがそうしたサービスの特徴ですが、初めて使うツールに慣れるのはなかなか骨が折れました。

新しいデザインに納まる様に文章を足したり削ったりもしたので、思った以上に時間も掛かりました。

でも結果的に、これまで無かったサイト内検索や問い合わせフォームを実装出来たので、禍(わざわい)を転じて福と為せたかな?と思います。

英語版も文章を翻訳さえすれば容易に作れるっぽいので、頑張って多言語化するかもしれません。

…と、一旦は落ち着いたものの、無料サービスを使っている限りこうしたリスクは避けられないものだという覚悟は持っていた方が良いですね(^^;)

とにもかくにも、引っ越しを終えた公式サイトをチラ見して貰えたら幸いですm(_ _)m

志々島公式サイト