せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。香川県の離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第67話.志々島の買い物事情

志々島(ししじま)には、お店も自販機も在りません。唯一お金が使えるのは島の休憩処「くすくす」ですが、買えるのは飲み物・アイス・土産物で、食料品は牛島産の米と干し椎茸ぐらいでしょうか。そんな様子を見た観光客の方々からは、「島で暮らしてると不便…

第66話.海ほたる観賞会

海ほたる観賞会とは、粟島の地元の方々が日頃の感謝を込めて行う無料イベントです。 ※画像はイメージです(C)三豊市観光交流局毎年恒例となった行事ですが、一昨年は800人が参加して大混乱が生じたとか(昨年は西日本豪雨の影響で中止)。そこで今年は、300人限…

第65話.香川本鷹始めました~水やり編~

少し遡って、6月前半のお話。梅雨入りが遅れ、暑い日が続いていました。 土はカラカラに乾き、1日1度の水やりでは心配な程です。折しも、苗の植え替え(定植)を行った頃で、3つの畑に分散した苗それぞれに水をやらなければならず、1回で20L前後は必要になって…

第64話.現地ガイド・デビュー戦

先日、某旅行会社が企画した徳島・香川の絶景を巡るツアーの現地ガイドを務めました。 自治会長さんのガイドの様子を一度見学した事は有るので、どんな話のネタが有るかは大体把握していましたが、単独で正式なガイドをするのはこれが初めてです。ツアーの参…

第63話.香川本鷹始めました~植え替え編~

畑の準備が出来たら、次は植え替え(定植)です。 40~60cmの間隔で苗を畑に植えて行きます。 その頃は既に夏の様に暑く、苗床から掘り起こした瞬間から苗の根っこが乾き始める為、掘ってはダッシュして植える・掘ってはダッシュして植えるを繰り返しました。…

第62話.香川本鷹始めました~畑作り編~

苦難を乗り越えて世話をし続けた苗の中に、植え替え(定植)が必要な位に大きくなった物もチラホラと出始めました。そこで、植え替え先の畑の準備に取り掛かりました。畑作りの手伝いは経験していたので、段取りは一応分かっていました。先ずは一度畑を耕して…

第61話.母が来た

先日、僕の母親が志々島にやって来ました。正確には、暮れに帰省した時に「一生に一度は息子がどんな所に住んでいるか見に来なさい」と往復の交通費を渡したのですが、ようやく重い腰を上げたというのが真相です。もっと言えば、母には「しまなみ海道」を自…

第60話.香川本鷹始めました~苗作り激闘編~

僕の苗床の様子を知って、センパイ島民からは「これはもう駄目だろう…」という諦めの声が聞こえて来ました。と同時に、物笑いの種にもなっていたかもしれません(ー_ー;)確かに絶望的な状況ですが、まだ苗作りの段階。 唐辛子作りのスタートラインにすら立っ…

第59話.香川本鷹始めました~苗作り苦悩編~

さて、本鷹の種も手に入ったので、先ずは苗作りからスタートです。育苗用のポットやトレイを使う方法も有りますが、土に直蒔きした方が大きく育つとセンパイ島民から薦められたので、それに従う事にしました。苗床の場所は、僕がキンセンカを育てている畑の…

第58話.香川本鷹始めました~序章~

香川本鷹(かがわほんたか)は唐辛子の一種で、一般の物と比べると大きくて赤色が濃く、辛さは国産でトップクラスと言われています。 かつて、香川県中西部の塩飽諸島(しわくしょとう)と呼ばれる地域で活躍した水軍が、安土桃山時代に朝鮮から持ち帰り伝えたと…

第57話.黄金週間

皆さんはこの10連休、どう過ごされましたか?僕も東京に住んでいた時は、2泊3日以上の旅行を計画出来る絶好の機会なので、G.Wは最高の楽しみでした。そのG.Wが仕事で消し飛んだ事が、移住を決意する引き金になったと言っても過言ではありません(笑)それはさ…

第56話.月明かり

志々島の夜は真っ暗です。港周辺こそ、夜間航行する船の為のライトでそこそこ明るいですが、それ以外の場所では街灯もまばら。だから夜は、家で大人しくする他ありません(^^;)でもそのお陰で、星は良~く見えます。 志々島の星空を見に、皆さん泊まりに来て…

第55話.この一年を振り返る

志々島に移住してから1年。 本当にあっという間で、5年分位の経験をした気がします。移住する前は、様々な不安を持っていました。 ・体力が無いのに農業が勤まるか? ・ムカデと戦えるか? ・どうやって収入を得るか? etc…ただ、いずれも実際に暮らしてみな…

第54話.春が来ぬ!?

ニューヨーク・タイムズの「2019年行くべき52カ所の旅行先」として、日本から唯一選ばれた「瀬戸内の島々」。志々島も属する香川県三豊市の紫雲出山(しうでやま)の写真が選出の決め手だった、というのが事の真相です。 (C)三豊市観光交流局で、その紫雲出山…

第53話.瀬戸内国際芸術祭

いよいよ今月から開幕する4回目の瀬戸芸。もちろん志々島は…今回も参加しません!志々島が不参加の理由を一言で言ってしまえば、「受け皿が無い」という事ですね。宿泊施設は1つだけ、飲食店も有りません。 島民は20人足らず、島内の課題が山積みでとても瀬…

第52話.オレンジ色の憎い奴

唐突ですが、僕は果物が大好きです。 桃やブドウも好きですが、特に甘酸っぱい物を好みます。ちなみに、一番好きな果物はイチゴです(笑)それはさておき、東京で独り暮らしをしていた時は果物を贅沢品と捉え、買って食べる事は滅多にしませんでした。一方、志…

第51話.永遠の中学生

東京に居た時は、ワンルームの小さな部屋で暮らしていたので、台所で料理や洗い物をする時でも、首を捻ればテレビが見れました。なので、台所に長居しても退屈はしませんでした。が、今の住まいでは居間と台所が完全に分かれている為、そうは行きません。ipo…

第50話.ヤギヤギパニック

猫と並ぶ志々島(ししじま)のマスコット、ヤギ。SNSを通じてはお知らせしましたが、1月の終わりの僅か1週間の内に6頭もの子ヤギが生まれ、一気に12頭になりました。 ヤギが急増した事で、昔使っていたヤギ小屋を修復しようとか、口減らしの為?に里子へ出そう…

第49話.とりあえずキンセンカ!

「とりあえずビール!」という有名なフレーズがありますが、アレは決して投げやりな言葉ではなく、「何はなくともビールを飲まなきゃ始まらん!」という意味だと僕は解釈しています。で、畑をやるなら志々島(ししじま)の代名詞と言うべき「キンセンカ」から…

第48話.破壊活動

去年、志々島(ししじま)に移住してから、延べ3軒の空き家解体に携わりました。前の2軒は、後から思い出した様に写真を撮ったりで順を追って説明出来なかった為、今回は3軒目の空き家解体を例に、その段取りについて話したいと思います。なお、全てがこのパタ…

第47話.曜日感覚

東京では月~金まで仕事、土日祝日は休みというごく一般的なサイクルで1週間を過ごしていました。仕事をしていれば、自ずと曜日を把握出来た訳です。志々島(ししじま)に移住して10ヵ月。 未だ無職の僕ですが、島内には有償・無償の仕事が山ほど有ります。た…

第46話.幼稚園遠足とサユリちゃん

先週、志々島の対岸に在る詫間幼稚園から、園児達が毎年恒例の遠足にやって来ました。昨年は天候不良で延期の繰り返しでしたが、今回は予定通りの開催です(^_^)v僕のお役目は二つ。一つは、大楠の前で紙芝居を読む事。 島には大楠にまつわる昔話が有り、それ…

第45話.いざ入湯!~後編~

さて、地道に風呂釜のサビ取りをした結果、何とか自分の納得行くレベルにする事が出来ました。こちらがbefore・after。 写真だとキレイに映り過ぎてますが、実際は赤茶っぽい所も残っています(^^;)これにてようやく準備完了。 入湯すべく、いよいよ風呂を沸…

第44話.いざ入湯!~前編~

明けましておめでとうございます。 昨年ラストは少々「脱線」しましたが、軌道修正して再び志々島からお届けします。さて、ずっと先送りにしていた五右衛門風呂。 諸々の行事が一段落したので、重い腰を上げて向き合ってみる事にしました。これが風呂場の内…

第43話.帰省・その3

秘境駅・奥大井湖上駅を後にして、再び千頭(せんず)駅へ戻りました。旅の締め括りは蒸気機関車、いわゆるSLです。 正直、「縁起物なので乗っとこか」的なスタンスでした。 が、実際にその重厚なボディを目の当たりにすると、ある種の感動を覚えました。「銀…

第42話.帰省・その2

明けて月曜日も、動き出しは朝7時でした。静岡駅から、JRと大井川鐵道(以降、大鉄)の大井川本線とを乗り継いで、先ず千頭(せんず)駅に向かいます。ここで、大鉄の井川線・南アルプスあぷとラインに乗り換え。元々は、大井川水系のダム建設のために作られた路…

第41話.帰省・その1

先週の木曜日。約8ヶ月振りに東京へ帰省しました。 12月が母親の誕生日月なので、とりあえず顔を見せておこうという目的です。さて、個人的な予定も一段落し、日曜・月曜と特にやる事が無かったので、母親と日帰り旅行にでも行けないものかと考えました。が…

第40話.MYドレッシングルーム

我が家をパラパラと紹介して来ましたが、まだ話していない所が残っていました。それがこちら、ドレッシングルームです。 ジャジャーーン!! どうです、汚ならしいでしょう?(笑)元々は2つ有る「離れ」の内の1つでしたが、倉庫にするつもりでリフォーム時は…

第39話.カレンダーボーイ

SNSを通じて宣伝させて貰っていますが、三豊市観光交流局が製作したカレンダー、「みとよの絶景カレンダー2019」が現在発売中です。6月・7月を志々島の風景写真が飾っています(^_^)vさて、実はこのカレンダーとは別の形でも関わっています。観光交流局から自…

第38話.セイタカアワダチソウ

「セイタカアワダチソウ」。 何とヘンテコな名前なんでしょう。「背高泡立草」はキク科の多年草(冬になっても枯れない)で、北アメリカ原産の植物。河原や土手・空き地に群生し、大きい物では3mを越す高さにまで成長するとか。種子だけでなく地下茎でも増え…