せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第84話.ミャンマー文化講座

先日、三豊市観光交流局主催のミャンマー文化講座に参加して来ました。 何とも唐突に聞こえると思うので説明しますと、ミャンマーにおける唐辛子は日本で言う醤油や味噌の様な位置付けらしいと知り、唐辛子のニーズについてヒアリングが出来ないものかと思っ…

第83話.イノシシ猟!(見学)

先日、父母ヶ浜で有名な三豊市仁尾町の農家・Nさんの元を、ちと用事が有って訪ねました。 こちらでは時々、志々島の住民がバイト等でお世話になっています。 当日の朝、待ち合わせ場所に到着するなりNさんから、イノシシが罠に掛かったので仕留めに行かなけ…

第82話.大楠チャンスセンター

明けましておめでとうございます。今年も気力の続く限り、ブログを書きます(笑) さて、志々島の唯一絶対的な観光スポットと言えば、樹齢1200年の大楠(おおくす)。 その大楠にお参りしたら宝くじで大当たりした、なんていう人が1~2人居るとの噂が囁かれてい…

第81話.香川本鷹始めました~終活編~

唐辛子は多年草なので、個人で楽しむ分には同じ株を世話し続けるのもアリなのかもしれません。 しかし、質は落ちて行くでしょうし、農業として育てるならば健全なやり方ではないでしょう。 なので色々と心残りですが、時期も時期なので畑を畳む事にしました…

第80話.現地ガイド・第2戦

先週の火曜日、久々に現地ガイドのお仕事が有りました。 今回は、東海地方からのお客さんで18名様。名古屋駅発の新幹線ツアーだそうで、貸切バスよりも安上がりらしく、最近は割と主流だとか。 ただ、事前の話では14時半に来て16時に帰るとの事でした。 行き…

第79話.讃岐富士登頂

僕は富士山が好きです。富士山信仰と言っても過言ではない位、大好きです。 でも、一生登る事は無いと思います。 何故なら、経験上間違い無く高山病になるから。 それと、繊細な僕は八合目の宿で他人と雑魚寝なんて出来ないから(笑) その代わりと言っては何…

第78話.香川本鷹始めました~大量廃棄編~

通常は8~10月が唐辛子の収穫時期とされていますが、そもそもの種蒔きが遅かった事や満足な収穫量が望めていない事を鑑みて、11月に入ってもまだ収穫を続けていました。そんなある日の事。乾燥中の唐辛子に、黒カビが生えているのを発見しました!(゜ロ゜ノ)…

第77話.一ヶ月○○生活~後編~

骨折した当初は、咳はおろか咳払いするだけでも患部が痛む状態でした。療養中のお供は、腰当てバンドと湿布のみ。 それ以外、これといった治療法は有りません。 後はたんぱく質を摂れ、肉を食えと皆から言われましたね。また、僕を心配した島の皆さんが入れ…

第76話.一ヶ月○○生活~前編~

話は9月の最終週まで遡ります。島内で、お墓の上に張り出した大きな木々を切る手伝いをしていた時の事です。 チェーンソーで木を切るのは、自治会長さんとセンパイ島民のお仕事。そのまま幹や枝を切っては墓の上にドカンと落ちてしまうので、そうならない様…

第75話.香川本鷹始めました~収穫・乾燥編~

知識不足・経験不足で思い描いていた通りには行きませんでしたが、それでも9月半ば、初めての収穫を迎えました。 ただし、赤くなった唐辛子を全て摘む訳ではありません。ヘタが付いている太い方を触ってみて、耳たぶみたいに柔らかくなっていたら熟している…

第74話.夢のmy car!~後編~

「逃げ出したい」でも、志々島には逃げ場すら有りません。島から追放される覚悟で、再度の自損事故を自治会長さんに報告しました。無惨にめくれたバンパーの写真を見て、自治会長さんは言いました。「これはアカン!」そんな瞬時のリアクションこそ有りまし…

第73話.夢のmy car!~前編~

志々島に移住を決めた理由の一つが、「車が走っていないから」でした。ペーパードライバーとして生きて来た僕にとって、免許は単なる身分証明書。車には興味のカケラも有りませんでした(笑)だから、車を必要としない志々島での生活は願ったり叶ったり、と思…

第72話.香川本鷹始めました~手島修行編・その2~

先ず始めに、ちょっとだけ手島をご紹介します。地図で見た限り、面積は志々島の5~6倍。 島の中央部に平地が広がり、東西を結ぶ道が横断しています。 島民は現在25 or 26名?(高田さん情報) 今年、30代の陶芸家4人が移住して来て、島おこしの為に様々な活動を…

第71話.香川本鷹始めました~手島修行編・その1~

決して順調とは言えないまでも、育つには育っている僕の香川本鷹。が、収穫・乾燥という今後の工程についての知識が乏しく、色々と不安を感じていました。そこで、本鷹復活の立役者の一人である高田さんという男性に会う為、丸亀市の手島(てしま)を訪ねる事…

第70話.尋ね人

先週の9/7(土)、僕の留守中に詫間町の箱(地名)から、香川本鷹を作っているという大柄な男性が志々島を訪れたそうです。僕と同じく、本鷹には今年初めて挑戦したらしいですが、上手く行ってスーパーに持ち込んで売っているとの事でした(*_*)その方とお会いし…

第69話.SHISHI-ZAP

東京で独り暮らしを始めてから10年以上、体重は56~58kgの間で一定に推移していました。それでも弱冠痩せ気味だった様ですが、おデブよりはマシかな?と思って「良し」としていました。さて、志々島に移住して1年が過ぎた頃。リフォームするお家で不要になっ…

第68話.香川本鷹始めました~台風襲来編~

四国を縦断した先日の台風10号。畑をやっている者として、それなりの覚悟はしていました。が、前日の晩は怖い位の強風が吹き荒れていたものの、上陸当日は風も雨もそこそこで、何だか拍子抜け( ´~`)しかし、僕の唐辛子畑は十分過ぎるダメージを受けていま…

第67話.志々島の買い物事情

志々島(ししじま)には、お店も自販機も在りません。唯一お金が使えるのは島の休憩処「くすくす」ですが、買えるのは飲み物・アイス・土産物で、食料品は牛島産の米と干し椎茸ぐらいでしょうか。そんな様子を見た観光客の方々からは、「島で暮らしてると不便…

第66話.海ほたる観賞会

海ほたる観賞会とは、粟島の地元の方々が日頃の感謝を込めて行う無料イベントです。 ※画像はイメージです(C)三豊市観光交流局毎年恒例となった行事ですが、一昨年は800人が参加して大混乱が生じたとか(昨年は西日本豪雨の影響で中止)。そこで今年は、300人限…

第65話.香川本鷹始めました~水やり編~

少し遡って、6月前半のお話。梅雨入りが遅れ、暑い日が続いていました。 土はカラカラに乾き、1日1度の水やりでは心配な程です。折しも、苗の植え替え(定植)を行った頃で、3つの畑に分散した苗それぞれに水をやらなければならず、1回で20L前後は必要になって…

第64話.現地ガイド・デビュー戦

先日、某旅行会社が企画した徳島・香川の絶景を巡るツアーの現地ガイドを務めました。 自治会長さんのガイドの様子を一度見学した事は有るので、どんな話のネタが有るかは大体把握していましたが、単独で正式なガイドをするのはこれが初めてです。ツアーの参…

第63話.香川本鷹始めました~植え替え編~

畑の準備が出来たら、次は植え替え(定植)です。 40~60cmの間隔で苗を畑に植えて行きます。 その頃は既に夏の様に暑く、苗床から掘り起こした瞬間から苗の根っこが乾き始める為、掘ってはダッシュして植える・掘ってはダッシュして植えるを繰り返しました。…

第62話.香川本鷹始めました~畑作り編~

苦難を乗り越えて世話をし続けた苗の中に、植え替え(定植)が必要な位に大きくなった物もチラホラと出始めました。そこで、植え替え先の畑の準備に取り掛かりました。畑作りの手伝いは経験していたので、段取りは一応分かっていました。先ずは一度畑を耕して…

第61話.母が来た

先日、僕の母親が志々島にやって来ました。正確には、暮れに帰省した時に「一生に一度は息子がどんな所に住んでいるか見に来なさい」と往復の交通費を渡したのですが、ようやく重い腰を上げたというのが真相です。もっと言えば、母には「しまなみ海道」を自…

第60話.香川本鷹始めました~苗作り激闘編~

僕の苗床の様子を知って、センパイ島民からは「これはもう駄目だろう…」という諦めの声が聞こえて来ました。と同時に、物笑いの種にもなっていたかもしれません(ー_ー;)確かに絶望的な状況ですが、まだ苗作りの段階。 唐辛子作りのスタートラインにすら立っ…

第59話.香川本鷹始めました~苗作り苦悩編~

さて、本鷹の種も手に入ったので、先ずは苗作りからスタートです。育苗用のポットやトレイを使う方法も有りますが、土に直蒔きした方が大きく育つとセンパイ島民から薦められたので、それに従う事にしました。苗床の場所は、僕がキンセンカを育てている畑の…

第58話.香川本鷹始めました~序章~

香川本鷹(かがわほんたか)は唐辛子の一種で、一般の物と比べると大きくて赤色が濃く、辛さは国産でトップクラスと言われています。 かつて、香川県中西部の塩飽諸島(しわくしょとう)と呼ばれる地域で活躍した水軍が、安土桃山時代に朝鮮から持ち帰り伝えたと…

第57話.黄金週間

皆さんはこの10連休、どう過ごされましたか?僕も東京に住んでいた時は、2泊3日以上の旅行を計画出来る絶好の機会なので、G.Wは最高の楽しみでした。そのG.Wが仕事で消し飛んだ事が、移住を決意する引き金になったと言っても過言ではありません(笑)それはさ…

第56話.月明かり

志々島の夜は真っ暗です。港周辺こそ、夜間航行する船の為のライトでそこそこ明るいですが、それ以外の場所では街灯もまばら。だから夜は、家で大人しくする他ありません(^^;)でもそのお陰で、星は良~く見えます。 志々島の星空を見に、皆さん泊まりに来て…

第55話.この一年を振り返る

志々島に移住してから1年。 本当にあっという間で、5年分位の経験をした気がします。移住する前は、様々な不安を持っていました。 ・体力が無いのに農業が勤まるか? ・ムカデと戦えるか? ・どうやって収入を得るか? etc…ただ、いずれも実際に暮らしてみな…