せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第190話.本島リベンジ!~前編~

先週、海上タクシーのチャーターの依頼が有り、アシスタントとして同行しました。

出発は高松港
そこから瀬戸大橋近くの本島に寄って昼食。
更に西に向かって志々島を観光し、最後はお客さんの宿泊先の最寄り港まで送るというコースです。

つまり、先ずは高松までお客さんを迎えに行かなければなりません。

志々島からだと、片道1時間半~2時間は掛かります。
高松には何度も行った事は有りますが、船で行くのは初めてです。

船長は前自治会長さんです。
ただ、お客さんを乗せていない往路は僕が操縦させて貰いました。
f:id:goumonkobura:20221203175820j:image操縦席はフライングブリッジ(船外の高い位置)です。

船内にも操縦席は有りますが、ブリッジに比べると視野が非常に狭く、交通量の多い瀬戸大橋や高松港近くを航行するには不向きです。

何より、お客さんが10人グループで満員状態になるので、どのみちスペースを作る必要が有りました。

しかし…ブリッジはめちゃくちゃ寒い!

志々島を出たのは朝8時。
先週の時点でも、朝晩は冷えました。

それなりに着込んで臨んだつもりでしたが、船を走らせると思い切り風を受けるので、凍える位でした(苦笑)

出航して1時間を過ぎた頃、体を冷やしたせいで、早くもトイレに行きたくなってしまいました。

高松港はまだまだ先です。

タクシーにもトイレは付いていますが、今まで一度も使った事はありませんでした。

海面より低い位置に有るという仕組み上、船を止めないと逆流してしまうそうです。

それを聞いて知っていたので、面倒は掛けたくないなと思っていました。

でも、頑張ってみた所で高松までは持たないと観念し、船を止めてトイレを使わせて貰う事に(苦笑)

船を止めると揺れが激しくなるので難儀しましたが、無事終了。

そしてようやく、高松港に到着しました。
f:id:goumonkobura:20221203175841j:imageが、寒さで「弁」が馬鹿になったのか、先程から1時間と経っていないのに、再びトイレへ。

お客さんと合流する前に、念の為もう一度トイレを済ませました(笑)

ここから最初の目的地・本島へと向かいます。

操縦を船長にバトンタッチした僕は、お客さんが海に落ちない様に監視しながら、簡単なガイドを務めました。

高松から本島までは、40~50分程掛かります。

「あれだけトイレに行ったんだからもう大丈夫だろう」と思ったのも束の間、再び尿意に襲われました。

「弁」が完全に壊れてしまった様です(*_*)

到着するまでの間、時にはしゃがんだりしながら必死に戦いました。

そうこうする内に、本島の港に入港。
しかしその時は満潮で、干潮時には停泊できる岸壁が使えずで右往左往。

ちょっとでも衝撃を与えられたら…出そうです(苦笑)

船の係留を手伝い終えると、一目散にトイレへ駆け込み、事なきを得ました(^^;)
f:id:goumonkobura:20221203175948j:image寒い時期、長時間の船旅には注意が必要ですね…。

完全に本題から外れてしまいましたので、続きは次回に持ち越しです(≧∇≦)