畑の準備が出来たら、次は植え替え(定植)です。
40~60cmの間隔で苗を畑に植えて行きます。
その頃は既に夏の様に暑く、苗床から掘り起こした瞬間から苗の根っこが乾き始める為、掘ってはダッシュして植える・掘ってはダッシュして植えるを繰り返しました。
が、そんな風に急いだ所で、植え替え直後は葉っぱがデローンと垂れ下がるので、枯れるんじゃないか?と少し心配になりました。
まあ…水を吸えば大体は復活するのですけどね(^^;)
こうして、3つの畑に合計289の苗を植えました。
しかし、植え替えてもまだまだ安心とは言えません。
食べる訳でもないのにカラスがやって来て、突ついたり引っこ抜いたり。
姿は見ていませんが、幼い苗の茎を噛み切る「ネキリムシ」と思われる被害も間違いなく有りました。
で、これは僕の責任ですが、充分に成長していない小さな苗は、植え替えても直ぐ枯れてしまいました。
本来、草丈15cmを超えた苗が植え替えの対象です。
にも関わらず、どうして小さな苗を敢えて植え替えしたのか?を説明しますと…。
苗床に種蒔きした時、最初は丁寧に1粒ずつ蒔いていましたが、種の数が多過ぎて最後の方は面倒になり、同じ場所に数粒まとめて蒔いてしまったという経緯が有ります。
結果的に苗も密集して育ち、根っこが絡み合う状態になってしまいました。
その為、大きな苗だけを掘ろうとしても小さな苗も一緒に付いて来てしまうので、仕方無くついでに植え替えた、という次第です( ´~`)
など等、色んな事が起こり得るので、苗床にはまだ予備の苗を残しています。
備え有れば憂い無し、ですからね(^_^)
ともあれ、植え替え作業は一旦終了です。
今は、仮支柱を立てたり追肥したりといった作業を1つ1つの株に対して行なっていますが、成長度合いが異なるせいか、育てる対象が沢山の苗という「集合体」から、個々の株という「個体」に変わった事を実感します。
「大きくなったな~」「何だか元気無いな…」とそれぞれの株に目を配っていると、子を持つ親になった気がして来ますね(笑)