せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第64話.現地ガイド・デビュー戦

先日、某旅行会社が企画した徳島・香川の絶景を巡るツアーの現地ガイドを務めました。
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自治会長さんのガイドの様子を一度見学した事は有るので、どんな話のネタが有るかは大体把握していましたが、単独で正式なガイドをするのはこれが初めてです。

ツアーの参加者は20名。

朝8:50の定期船で島に到着して11:30の船で帰るので、滞在時間は約2時間半。

その中で、大楠~楠の倉~横尾の辻(よこぼのつじ)を回るというプランです。

日曜・月曜の1泊2日旅行だと聞いて分かってはいましたが、参加者は大半がベテランの方々。

プランを忠実に遂行するとなれば、時間的にかなりタイトになるのでは?と予想しました。

そこで、埋め墓など港周辺の案内は後回しにし、てっぺんまで登って下りてくる事を最優先しようと考えました。

とは言え、その前に志々島の基本情報だけはザッと説明したいと思っていましたが…。

到着するなり、トイレ・トイレの大合唱。

説明するのに便利な島の地図が有る場所から、離れざるを得なくなりました。

島の高台にトイレは無いので、出発前に行って貰うつもりでいたものの、この展開は想定外(^_^;)

トイレを済ませて貰った後、そのまま大楠へ向かう事になりました。

ここで一つ断わっておきたいのは、僕はハゲ頭ですが石頭ではありません。

迎える側が言いたい事と、お客さんが聞きたい事は別であり、そもそも黙っていた方が良い時も有ると思っています。

実際、大楠に到着してから暫くはガイドは止めて、心ゆくまでその姿を堪能して頂き、帰り際に最低限の情報だけ伝えました。

最後に、ガイドをやってみて分かった事・今後の課題を2つばかり述べます。

1つ目は参加人数について。

皆さん歩くスピードも違えば、体力も違います。

縦に並んで歩くと、前と後ろでは見える景色も異なるので、一度にまとめてガイドするには先頭の方に止まって頂く必要が有りました。

また、1/3位の方は横尾に行かず、先に港へ戻られたりして、グループが途中で2つに分かれてしまいました。

正直、一人で10名以上のお相手は厳しいかもしれません(^^;)

2つ目は、インプットとアウトプットの問題です。

頭に情報が入っていても、口を突いてツラツラと出て来ないもんだなぁと改めて思いました。

東京の仕事で稀にプレゼンをした時、本番前に練習を繰り返した事を思えば、周到な準備をしなければならないのは当然なんですけどね。

そこは油断と言われたら油断です( ´~`)

次の機会がもし有るならば、気を引き締めて取り掛かりたいと思いますm(_ _)m