せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第65話.香川本鷹始めました~水やり編~

少し遡って、6月前半のお話。

梅雨入りが遅れ、暑い日が続いていました。
土はカラカラに乾き、1日1度の水やりでは心配な程です。

折しも、苗の植え替え(定植)を行った頃で、3つの畑に分散した苗それぞれに水をやらなければならず、1回で20L前後は必要になって来ました。

とは言え、蛇口を捻って水が出るなら、何の苦労も無いでしょう。

が、僕が借りている畑は、志々島・東部の高台に在ります。

昔はポンプを使って高台まで水を送っていたそうですが、機械が壊れてしまってからは修理も出来ず終い。

ベテラン島民の皆さんは、ポリタンクやドラム缶を設置して雨水を溜めているのが現状です。

しかし、雨が降らないので溜まった水もだんだん少なくなって来ました。

そこで暫くは、複数本のペットボトルに水を詰めて、家からエッチラオッチラ担いで運んだりもしました。

それ自体、大きな負担ではありませんでしたが、水道代を節約したいし、ペットに水を詰める時間も惜しくなって来たので、自分でポリタンクを設置する事にしました。

ただ、タンクを適当な所にポンッと置いても、口が小さいのであまり雨水は溜まりません。

小屋の側に置き、屋根に降った雨水を樋(とい)を使って集めるのが常套手段です。

が、屋根の破損していない手頃な小屋は残っておらず( ´~`)

もう一つ、傾斜を付けた波板を設置して、ダイレクトに雨水を集める方法も有ると聞いていたので、僕はそちらを選択しました。

で、廃屋から拾って来た波板や木材をデタラメに組み合わせて、雨水を収集する装置を作りました。
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波板の余計な部分を切り落とせば見た目にも美しくなりますが、その労力が惜しくて加工せずにそのまま使っています(笑)

要は機能を果たしてくれれば良い訳ですが、梅雨入りして以降、タンクの水は満タンになりました!( ´∀` )b

今はほぼ毎日雨が降るので、暫くは水やりも不要です。

また、唐辛子の実が付く頃になったら、水を与え過ぎると味(辛味?)が薄まるという噂も有るので、水やりはセーブするつもりです。

そう考えると…。
あれ、もう水って要らなくない?

ちなみにこのタンク、容量は300Lでお値段は約1万円。

まあ、備え有れば憂い無しという事で(^^;)

余裕が出来たら、別の畑でもやりますか!(笑)