支柱を立てたり倒れたりの話で何度かブログにも登場したグリンピースですが、4月の半ばを過ぎてようやく収穫の時を迎えました。
先ずは、コンテナ一杯にする事を目標に収穫。
それらの殻を剥いて、中の豆だけ取り出します。
ちなみに、殻が平べったいのはもちろん、ツヤツヤ・青々とした物は豆が充分に育っていません。
殻の色が褪せて、シワが寄った位が収穫のタイミングです。
為になるね~(笑)
極端に小さい豆は除外しつつ、全ての殻を剥いたら次は袋詰め。
200gずつに小分けして、一丁上がりです。
…と、一言で片付けましたが、数が有るので結構な時間を要しました(^^;
加えて、空気穴を開けないと水分が充満して、中が真っ白に曇ってしまうとの指摘を受け、千枚通しで穴を開けて回ったりと、余計な手間も掛かりました。
予め穴の開いた袋も売っていますが、グリンピースに合うサイズの物では見つからずで、そんな事になった次第です( ´~`)
色々と手ほどきを受ける上で、初回はセンパイ島民に手伝って頂いたものの、2回目からは自分一人。
当然ながら負担も2倍・3倍となり、正直心が折れそうになりました(苦笑)
とは言え、当初は収穫→出荷→収穫→出荷…を毎日繰り返す想定でしたが、実際は豆の成長にバラつきが有り、日を空けないと次の収穫に移れない状況だった為、根を詰めずに済みました。
そうして剥いた豆は出荷します。
早朝に島を出て、船と車を乗り継いで多度津青果と言う小ぢんまりとした市場まで持って行きます。
港に隣接している所なので志々島から直行した方が速いんじゃないかとは思いますが、船を着けるにも色々ルールが有る様で、ややこしそうだから断念しました(笑)
預けた作物は競りにかけられ、翌日以降にその売り上げを受け取るという仕組みです。
高い・安いは別として、僕のグリンピースも買って貰えました(^_^)
ここの良い点は、JAとは関係の無い独立した会社で、誰でも何でも持ち込める所ですね。
ただし、売れるかどうかは商品の質次第。
仕入れ業者としては、買った物をそのまま売れるに越した事は無いので、「泥だらけの大根と綺麗に洗った大根、どっちを選ぶ?」という話です。
さて、まだまだ畑に豆は残っていますが、育て方の問題も有って、期待した程の収穫は見込めないと思っています。
あと2回出荷出来たら、御の字かなと(^^;
でも、畑での栽培に始まり、収穫・出荷作業に掛かる労力を考えると、果たして黒字と言えるのか甚だ疑問です。
同じ畑をやるにしても、より手の掛からない物を見付けるのが得策かなぁ、というのが今回の感想でしょうか。