せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第206話. 油断大敵

コロナを理由に(コロナにかこつけて?)ずっと東京に帰っていませんでしたが、7月初頭に久し振りの帰省を果たしました。

ミュージカルを観たり、普段はなかなか味わえないチェーン店の料理を堪能したりと、都会にどっぷり浸かって来ました(笑)

さて、島に帰って荷を解いたり片付けをしている最中、土間の台所に出ようとサンダルに足を入れようとした時、ハチが顔を覗かせている事に気付きました。
f:id:goumonkobura:20230718184017j:image実はその頃、我が家の玄関の天井裏に「キイロスズメバチ」が巣を作っていました。

如何せん、ハチの出入り口は軒と壁との僅かな隙間で、手持ちの撃退スプレーでは先端が大きくて入らない為、東京から帰った後で対策を練ろうと考えていました。

その仲間であるに違いないハチが、留守中に台所に侵入した訳です。

さあ困ったぞと思いましたが、ここで大きなミスを犯してしまいました。

これはあくまでも靴やサンダルを履いている場合ですが、今やゴキブリやムカデを見付けたら踏み潰すのが定石となっています。

その為、すっかり足癖の悪くなった僕は、手よりも先に足が出る様になりました(笑)

何かしら棒状の物を使えば良かったものを、「武器」を探す時間を惜しんで、足の先でハチを追い払おうと試みました。

しかも季節は夏、完全な素足です。

次の瞬間、足の親指に激痛が走りました(*_*)

志々島に住んで5年以上経ちますが、ハチに刺されたのはこれが初めてです。
それ故の油断、としか言い様が有りません。

ムカデに噛まれた場合に倣って、熱いお湯に足を浸けてみましたが、初動の遅れで毒が回ってしまったのか、痛みはあまり軽減されず(-ω-;)

翌日まで歩行困難な状態が続きました(苦笑)

やがて痛みは引きましたが、どうやら二回目がヤバイらしいですね。
アナフィラキシー・ショックってやつです。

エピペンという薬を用意しておいた方が良いという話ですが、なかなかのお値段がするそうで…。

現在、島の診療所に置いて貰えないものか、看護師さんに相談中です(^^;)

その後、新たな撃退スプレーを購入して使った結果、ハチの出入りは無くなった様に見えます。
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一度追い払えば(殲滅出来れば)、少なくともその年の内に巣は作られないそうです。

「もう同じ轍は踏むまい!」とは思えども、自分の家だけでなく、島の展望台のハチの巣も駆除しましたし、ハチと直接対峙する機会をゼロにしない限り、いつ何が起きても不思議ではないでしょう。

たった1つの選択ミスによって、時限爆弾を体に埋め込まれた様な気持ちです(>_<)

それにしても、新しい家は虫が多い!多過ぎる!

もはや、呼吸する様に虫を殺しています(笑)