先日の西日本豪雨では、志々島でもお寺の境内等で土砂崩れが起こり、無傷では済みませんでした。
二次災害の可能性を秘めているものの、今のところ人的被害は無いので、恵まれている方だと思います。
一方、志々島の対岸・宮ノ下港から見て北西の方向に、胡麻尻(ごまじり)と呼ばれる地区が在ります。
海に突き出た小さな半島なのですが、20人程の方々が住んでいます。
その地区の主要道路が土砂崩れで寸断され、胡麻尻地区は「陸の孤島」と化しました。
地盤が安定するまで復旧工事も出来ないと言われており、場合によっては1~2年掛かるとか掛からないとか?
そこで、三豊市からの依頼を受ける形で、志々島は海上タクシーを出す事になりました。
スタートは朝5時から、終わりは20時までの1日9便。
休憩時間は有るし力仕事でもないですが、連日の猛暑でかなりハードです。
もしかすると増便するかも?と言われています(苦笑)
現状、お客さんを乗せて操縦出来るのは、志々島で2~3人だけ。
僕は補佐役として同乗しながら、空き時間に操縦の練習をしています。
実際問題、「旅客安全講習」というモノを受けないと、お客さんを乗せてはいけないのです。
ちなみに、志々島の自治会長さんがタクシーの任から離れられなくなった為、代わりに再びタンカーに乗る事となりました。
よって、8月は殆んど島に居られません…(*_*)
正直、広島や岡山の様子をニュースで見ても、何処か対岸の火事の様に思っていた感が有ります。
なので、これは一種の贖罪だと思ってます(笑)
自分の身を捧げる事で、復興の一助となれば幸いです(-_-)