せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第54話.春が来ぬ!?

ニューヨーク・タイムズの「2019年行くべき52カ所の旅行先」として、日本から唯一選ばれた「瀬戸内の島々」。

志々島も属する香川県三豊市紫雲出山(しうでやま)の写真が選出の決め手だった、というのが事の真相です。
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(C)三豊市観光交流局

で、その紫雲出山にも桜シーズンが到来しました!\(^o^)/

記事を見て沢山の外国人観光客が訪れる事も予想されましたが、山頂への道はとても細く、車がすれ違えない程です。

実際、去年の桜シーズンはマイカーが何時間もの渋滞を起こし、大パニックだったそうです。

その為今年は、シーズン中のマイカー進入を禁止し、シャトルバスを運行する事となりました。

それを取り仕切るのが三豊市観光交流局の皆さんなのですが、通常の業務に加えてその準備と運営に当たる為、てんてこ舞い状態。

この話に僕がどう絡んで来るかと言うと、昨年カレンダーのバイトをしたご縁も有り、桜シーズンのお手伝いをさせて頂く事になった、という訳です。

さて、準備段階では印刷されたチケットをカッターで切り分けたり、看板をラミネート加工したり、駐車場にラインを引いたり…。
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前日まで細々した作業が残っていて、バタバタでした(苦笑)

そして迎えた桜シーズン初日。

僕は、シャトルバスが発着する大浜という漁港の駐車場に配属?されました。
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が、桜はまだ開花しておら~ず。
更には、雨が降ったり止んだりの悪天候に見舞われました( ´~`)

続いて2日目。
標本木の花が咲いて開花宣言を行なったものの、99%はまだつぼみ。
そして、かなりの強風。

3日目は…2日目以上の強風(*_*)
寒さに耐えるのが仕事、みたいになりました(^^;)

そんな状況下でも、最初の日曜には千人以上のお客さんがバスに乗車されたのだから驚きです。

ちなみに、予想通り海外からも大勢のお客さんがやって来ましたが、高松空港への直行便が出来た影響か、香港の人達が特に多かったですね。

僕のお役目はその時々で変わったものの、最寄り駅に向かうバス停への案内には注力しました。

会場から少し離れた所にあり、且つ外国人には分かりにくい道だった為、一緒に歩いたり時にはダッシュしたりして、きっちり送り届けました。

スタートこそ春の嵐に翻弄されましたが、そこから徐々に天候が回復し、桜の開花も進みました。

そして迎えた2回目の土日は、暑い位の快晴。
桜も8分咲き→満開となりました!

とにかくお客さんの出足が早く、開始時間前からチケット待ちで長蛇の列が。

イカー用の駐車場はパンク寸前。
最寄り駅から出るコミュニティバスに乗り切れないお客さんも沢山居て、臨時便で対応する等、想定外の事も多々有りました。

山頂へ行くシャトルバスの台数が少ない土曜はかなりお客さんを待たせてしまいましたが、日曜はそれなりにスムーズだったと思います。
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当初は、「バイトのついでに満開の桜が拝めるなんて役得だぜ~Ψ(`∀´)Ψケケケ」と考えていました。

が、結局この目で直接見れたのは3分咲き(苦笑)

でも、大規模なイベントに携わる事が出来て、色々と勉強になりました。

桜が有ろうと無かろうと、紫雲出山から見る多島美は圧巻ですので、是非一度お越し下さい。

志々島も見えますよ~!
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