香川本鷹(かがわほんたか)は唐辛子の一種で、一般の物と比べると大きくて赤色が濃く、辛さは国産でトップクラスと言われています。
かつて、香川県中西部の塩飽諸島(しわくしょとう)と呼ばれる地域で活躍した水軍が、安土桃山時代に朝鮮から持ち帰り伝えたという言い伝えが残っています。
その塩飽諸島で盛んに作られていましたが、外国産の急増で昭和55年頃に栽培が途絶えたそうです。
平成18年の復活プロジェクトにより、手島を始めとする一部の農家さんで栽培が再開されたものの、高齢化などの問題で生産量は減少傾向に有ります。
…と、長々書いてみましたが、インターネットで調べれば出てくる情報なので、この位に留めたいと思います(苦笑)
さて、先月のブログで収入源を作りたいという話をしましたが、何が良いか色々と考えていました。
その内の1つが、香川本鷹でした。
ちなみに志々島は丸亀藩に属していた為、塩飽諸島に含まれていません。
とは言え、直ぐお隣りの島ですし、香川の歴史有る作物で希少価値も高い。
なので、やってみたら面白いのでは?と思いました。
その話をセンパイ島民にした所、農業試験場から香川本鷹の種を取り寄せてくれるとの事。
やりたいと言ってもどうやって種を手に入れるんだろ?と思っていたので、正に渡りに船でした。
実を言うとこの時点では、今年は実験的な栽培に留めようと考えていました。
が、これでもか!という程沢山の種を貰い、「どうせやるなら売るつもりで、本気でやってみなさい」と言われたので、「よ~し、だったらコッチも作れるだけ作ったる!」と覚悟を決めたのです。
こうして、香川本鷹への挑戦が始まりました。