先日、三豊市観光交流局主催のミャンマー文化講座に参加して来ました。
何とも唐突に聞こえると思うので説明しますと、ミャンマーにおける唐辛子は日本で言う醤油や味噌の様な位置付けらしいと知り、唐辛子のニーズについてヒアリングが出来ないものかと思ったのが理由です。
普通に参加するつもりでしたが…例によってお手伝いもする事に(笑)
力仕事を任されると思いきやそれは一瞬で、大半の時間は料理のレシピの板書と、台形に歪んだプロジェクターの画像を四角にするという謎ミッションに費やしました。
初見の機械の使い方を委ねられても…(~_~;)
ともあれ、何とか間に合って文化講座のスタート。
登壇したミャンマーの女性達は、食品工場で働く実習生さん。
全員が同じか分かりませんが、僕が話した娘は20代前半で3年間の滞在予定。
職業訓練ではなく、出稼ぎの意味合いが強そうです。
生まれた曜日で名前が決まるとか、4月に正月が有るとか、所変われば何とやらの知らない事ばかり。
民族衣装をまとっての伝統舞踊も披露してくれました。
順番は前後しますが、メインはお料理体験。
メニューは「お茶の葉サラダ」と「ココナッツゼリー」、それとご飯です。
ただ、参加人数が多くて殆んどやる事は有りませんでした(笑)
サラダの材料は、お茶の葉・トマト・キャベツ・ナッツ類・唐辛子・にんにく・油・塩・味の素、です。
お茶の葉は野菜として普通に使われるそうで、味の素はミャンマーでもポピュラーとの事。
作り方をザックリ言うと、全部細かく切って混ぜるだけ。
これをご飯に乗せて食べます。
事前にメニューを聞いて、「はぁ~!?サラダで飯を食えってか?(-_-#)」と正直思っていました。
いざ食べてみると…味がハッキリしていて美味しい。
ご飯3杯食べました(笑)
「ココナッツゼリー」がこちら。
なぜ緑色なのかと言うと、アボカドが入っているからです。
お菓子にアボカドって変わってますね。
外国のお菓子にしては、甘さ控えめです。
色々とミャンマー語(ビルマ語)を教えて貰ったものの、一つ聞いたら前の一つを忘れるという繰り返し。
結局残ったのは一番簡単な言葉、「サメ!」(頂きますの意)だけでした(苦笑)
で、肝心の本題ですが、サラダにも入っていた様に、ミャンマー料理において唐辛子が重要な役割を果たすのは確かでした。
が、しかし。
前述の通り、今回の講師は短期滞在中の若い女の子達で、家計をやり繰りする年代ではなく。
且つ、ミャンマーの平均年収は約2万円で、僕の唐辛子を買って貰えるターゲットにはなり得ないな~と分かったので、それ以上は踏み込みませんでした( ´~`)
でもまあ、知らない事を知り、美味しい物も食べられたので満足です。