世界的な問題である「食品ロス」。
それに歯止めを掛けるべく行なっている僕の取り組みを、少しだけご紹介します。
先ず、昨年から1年近く付き合っているのが「焼き肉のタレ」。
ゲストハウスにお客さんが残して帰った使い掛けの物を8本程、捨てるのは忍びないと預かったのが始まりです。
ただ、焼き肉のタレの味は基本好みではないので、それで肉を食べる事はせず(-_-)
お好み焼きや焼きソバのソース代わりに使い続けた結果、残り僅かとなりました。
時々、何でこんなに頑張ってるんだろ?と自問自答する事が有ります(笑)
続いては今年の4月頃。
センパイ島民が大根の畑をやっていましたが、時期外れで廃棄すると聞き、慌てて取りに行きました。
極太の物を3~4本使い、一部は煮物に。
残りは見様見真似で、切り干し大根に挑戦してみました。
刻むのにかなりの時間を要しましたが、あっという間に乾燥するので、意外とお手軽?かもしれません。
如何せん、既に「とう」が立っていて、煮ても固くて食べられない部分が半分以上を占めていましたが、ダシが出るならまあ良いか?と割り切っています。
状態の良い大根を使って然るべき人が作れば、真っ白で綺麗な切り干しが出来る事だけはお伝えしておきます(笑)
その次は6月。
自治会長さんが牛島から持ち帰った大量の夏ミカンがターゲットです。
どんどん腐って行くのを見かねて30個ほど貰い、フードプロセッサーを使って果汁と果肉(種や薄皮を含む)に分離しました。
果肉は砂糖を入れて煮詰めたので、割と長持ちしました。
ジャムにするには量が多過ぎて諦めましたが(^^;
一方で果汁は、一升瓶1.8本分の量になりました。
が、水で割ったりしながらチビチビ飲んでいたのが災いし、大半を腐らせてしまいました(*_*)
全然救えていない…(苦笑)
最近は、キュウリ・トマト・ナス等の夏野菜が氾濫しています。
島内のみならず、島外でも同時期に同じ作物が実を付けるので、結果としてあちこちから頂く事になります。
トマトやナスは大好きなので嬉しいのですが、それでもちょっと間隔を空けて欲しいというのが本音です(^^;
…と、ここまで書いて来ましたが、食品ロスに対して僕以上に頑張っているのは、移住2年目のTさんです。
僕と同じ東京からの移住者で、元々飲食店を営んでいた事も有り、料理はお手の物。
有り余った野菜を漬物などに調理した上で皆に配ったり、島民たちが釣り過ぎた魚をそぼろ煮にしてくれたりと、日々救済活動に勤しんでいます。
「病気以外は何でも貰う」がモットーの僕は、いつも感謝して頂いておりますm(_ _)m