せとうち志々島移住日記

東京生まれ・東京育ちの元プログラマー。父母ヶ浜で有名な香川県三豊市に属する離島・志々島(ししじま)に移住した新米島人です。 その日常を綴って行きます。

第148話.ミシマサイコ~VIP視察編~

先月の終わり。
僕が育てているミシマサイコの黄色い花が咲き、満開になりました。f:id:goumonkobura:20211009175140j:image

薬用植物栽培の世話人をする地域おこし協力隊の方が居て、時々志々島を訪れては助言して下さるのですが、その方が畑の様子を三豊市長に報告した所、あれよあれよと言う間に市長による視察が決まってしまいました(*_*)

以前の回でお話した通り、僕としては満足な出来ではないので、市長にわざわざ来て頂くのは気が引けたものの…NOとは言えません(苦笑)

来年には市長選を控えていますが、五年間の任期において、市長が志々島を訪問されるのはこれが初めてです。

さて、「市長が動けば人が動く」とでも申しましょうか。
当日は、市の職員さんに善通寺の市議さん。
新聞・ラジオの記者さん等など、全部で15人位は居たと思います。

あまりに人が多過ぎて、お一人お一人とご挨拶する間も無く、それぞれの肩書きも分からず終いでした(^^;

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市長が薬用植物に関心を持ったのは7年前で、まだ市議時代の話です。
それから現在に至るまで取り組み続けていらっしゃる事からも、如何に思い入れの深い施策であるかが窺い知れます。

であればこそ、志々島くんだりまで足を運んで下さった訳です(笑)

しかし、花を咲かせる事がゴールではありません。
この先に控える種と根っこの収穫・乾燥が肝心要であり、ホントの勝負はこれからです。

昨年の何十倍(何百倍??)の収量が見込める為、どうやって収穫・運搬すべきか?
何処で乾燥・保管を行なうか?
…等など、課題が山積しています(~_~;)

これに関しては、また今度レポートさせて頂きます。

後日、この日の事が四国新聞に掲載されました。
記事の中で僕の名前も何度か出て来ましたが、一ヶ所だけ漢字が間違っていました。
こんな事で腹を立てたりはしませんけど、「しっかりしなさい!」とは述べさせて頂きます(笑)

それはそれとして、直接的・間接的に「新聞見たよ~」という声を沢山頂き、皆さん真面目に新聞読んでるんだなぁと感心しました。

志々島で新聞を取っているのは、島の最高齢・97歳のおばあちゃんだけです(笑)

新聞やラジオの効果か、ブログの閲覧数が過去最高の500に達しました。
ま、一日だけですけどね(  ̄▽ ̄)

さて、締め括りに余談を一つ。
ブログの更新日である本日、45回目の誕生日を迎えました。

志々島のご長寿たちとの比較で言えば、ようやく人生の折り返し地点です。
…って、間違っても僕はそんなに長生きしませんが(笑)

それよりも先ずは、眼前に迫る「50」という数字ですね。

その頃に僕は何処で何してるんだろうとか、島で暮らし続けているのかなぁとか色々考えちゃいますが、悔い無き様に歩んで行きたいと思います。