約2週間の乾燥期間を経て、元日から種の脱穀作業を再開しました。
今一度、(稲わら用の)脱穀機を使ってみたものの、やはり期待した様な手応えを感じられず、
手の平や指先でしごく方法を取りました。
乾燥させた甲斐も有り、気持ち良い位に種を落とす事が出来ました。
が、如何せんこのやり方では、とても時間が掛かります。
でもまあ、種の納品まではまだ日にちも有るし、地道やればイイやと考えていました。
加えて、詳しくは別の回でお話しますが、並行して根っこの収穫にも時間を割かねばならなかったので、尚更はかどりませんでした。
ところが1月半ばになって、とんでもない思い違いをしていた事を知りました。
納期は3月始めだと思っていたのに、実際は1月末だったのです!Σ(×_×;)!
種を脱穀した後にも選別作業が待っていて、その為に半月は欲しい所です。
要は、既に待ったなしの状況でした(~_~;)
これはマズイと世話役の方に相談すると、対岸の町にガソリンで動く脱穀機が置いてあるとの事。
事態は急を要します。
船に脱穀前のサイコを残らず積んで、翌日には現地に向かいました。
画像は資料写真を撮影した物で、写真の写真です。
呑気に写真を撮っている場合ではなかったので、悪しからず(苦笑)
実際の機械のサイズは、もう少し小さかったかもしれません。
それはさておき、流石はマシーン。
パワーが全然違います。
全体の3割ぐらいは手作業でやっていましたが、残りを午前中いっぱい掛けて終わらす事が出来ました。
ただ、パワーが強過ぎる余り、茎や葉も粉々に砕いてしまいます。
その分、ゴミの混入が増えるのが難点です。
この後の選別作業にとってはマイナスですが、背に腹は代えられないですね(^^;
こうして取れた種をかき集めて、島に持ち帰りました。
ここからゴミを取り除いて行く訳ですが、続きはまた次回という事で。
いつもより少し短めですが、一度は休載しようと思った程の状況だった為、どうかご勘弁下さい(苦笑)